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糖尿病と歯医者さん

これまで糖尿病 診療において眼科医との連携の大切さを強調してきました。

当院には幸い、同じシンフォニア御池 5階のにしじま眼科 があります。

実は歯科医との連携もとても大切なのです。

糖尿病 の人は歯周病になりやすいことがわかってきました。

また歯周病になると血糖コントロールが悪くなることがわかってきました。

内科医と歯科医が 患者さんの病態認識を共有することが重要ですね。

当院でも歯科医との連携が密になるようなシステム作りをしたい考えています。 

先日、湖北歯科医師会 (長浜市)より糖尿病 講師に招かれ、講演をしてきました。

参加者は約50人、とても熱心に聞いて頂き、病気への関心の高さが覗えました。 

世界糖尿病デー

今日11月14日は世界糖尿病デーです。

糖尿病 の脅威が世界的に拡大しているのを受け、1991年に開始されました。

11月14日はインスリンを発見したフレデリック・ハンティングの誕生日にあたります。

この日を中心に、糖尿病 に対する注意喚起と、治療と予防の必要性が社会に呼びかけられます。

キャンペーンスローガンは「さあ糖尿病のコントロールを始めよう」です。

日本を含む世界30ヶ国で、著名な建造物がシンボルカラーであるブルーにライトアップされますshine

京都では東寺五重塔、二条城、京都タワーがブルーにライトアップされましたshine

一緒に治療を始めましょうhospital

早朝高血圧

急に寒さが厳しくなってきました。

医者になって15年間、毎朝4~5時に起きていますが・・・やはり冬はキツイですね。

でも早起きして賀茂川遊歩道を散歩、ちょっとの仕事、何か得した気分になりますscissors

医者の世界は夜型人間が多いのですが、私は完全な朝型人間(夜10時には夢の中sleepy)。

ところで朝は病気が発症しやすい時間帯です。

脳卒中や心筋梗塞 など脳・心・血管イベントは早朝に多発することが明らかとなっています。

勤務医時代、急性心筋梗塞 でのphonetoが早朝に多かったのを記憶しています。

起床時の交感神経賦活による早朝高血圧が原因の一つとされています。

高血圧 の管理は家庭で血圧測定するのが基本です。

起床時と眠る前の1日2回は血圧測定をしましょう。

血圧が気になる方は鳥居内科 へご相談ください。

糖尿病と心疾患

糖尿病患者さんの死因分析では、心疾患による死亡率が増加しています。

糖尿病 を合併した心臓病 は、診断と治療がとても難しいのですsweat01

 ①無症状の虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)が高頻度で、診断と治療が遅れる。

 ②糖尿病特有の心筋障害が存在し、心不全に陥りやすい。

 ③糖尿病3大合併症(神経障害、網膜症、腎症)のために治療が制限される。

しかし両分野の専門医連携が上手くできていないのが現状です。

鳥居内科    は糖尿病と循環器の両専門的立場で診療しておりますhospital

心筋梗塞・・・突然の死

私は小学生からサッカー漬けの毎日だったので・・・松田直樹選手の容態は気になっていました。

マイアミの奇跡soccer・・・今でも思い出します。

心肺停止の原因は急性心筋梗塞?と発表されました。

30歳代男性の急性心筋梗塞・・・主治医での治療経験は少なからずあります。

ただ殆どは著明な肥満者や若年時から糖尿病や高血圧がある方でした。

松田選手のように若いスポーツ選手が急性心筋梗塞とは・・・ショックですねdown

急性心筋梗塞の場合、発症後に合併する不整脈(心室細動)が最も多い死因です。

現場にAEDがあれば・・・除細動で心拍再開して・・・助かったかも・・・

シンフォニア御池のAEDは1階のアイセイ薬局(受付)に設置されています。

近隣での”もしもの時”にはアイセイ薬局へ飛び込んで下さいsoon

また心臓の病気が心配な方は鳥居内科へお気軽にご相談ください。

膵臓も心臓も休ませる方がいい

糖尿病と心臓病の治療・・・実はどちらも治療が似ています。

糖尿病は良好な血糖コントロール、心臓病は良好な循環動態を維持することが大切です。

膵臓も心臓も病気で働きが悪くなったら、もっと働かせる治療が必要では?

確かに昔の治療はそうでした・・・でも今は「痩せ馬に鞭を打つsweat01」ような治療はしません。

膵臓を働かせすぎないで休ませることが大切だとわかってきました。

心臓を働かせすぎないで休ませることが大切だとわかってきました。

長期的には、膵臓や心臓の機能が保たれ、改善することが期待されるからですgood

病気の膵臓や心臓を休ませたら、血糖コントロールや循環動態が悪くなるのでは?

休ませる程度こそが専門医の腕の見せ所といえます。

夏ばて

この一週間は特に蒸し暑い日が続いていたため、ちょっと夏ばてですcoldsweats02

夏ばては、「食欲が出ない」「疲れやすい」「やる気が出ない」・・・など多彩な症状が現れます。

私の場合は「易疲労感」と「倦怠感」が主で、食欲は程々、やる気もまずまずといったところです。

原因の多くは、過度な冷房と水分の過剰摂取によるものといわれています。

つまり夏の暑さに過度に抗する生活で体調を崩します・・・四季に調和することが大切なのです。

これまでの生活習慣を見直して、夏ばてを解消したいと思いますpunch

夏ばての様々な症状に幅広く対応できる漢方薬もあるので試してみようかな?

妊娠糖尿病の検査

足立病院 で出産される妊婦さんの糖尿病検査は鳥居内科で実施しています。

ブドウ糖負荷試験(ジュースを飲んで血液検査)です。

主には妊娠中の定期検査で血糖値が高目の方が対象です。

妊娠糖尿病と診断された場合、妊娠中から産後も暫くは治療・経過観察が大切です。

おなかの中の赤ちゃんとお母さんの体を守るためheart04

妊娠・出産が”最高の幸せ”となるよう、サポートさせて頂きます。

もちろん足立病院以外で出産される方でもokですので、お気軽に相談して下さい。

糖尿病治療薬「アクトス」新規処方停止

フランスとドイツで糖尿病治療薬「アクトス」が、新規処方停止になったようですban

膀胱がん発生のリスクを高めるとのことです。

もともと私は殆ど処方しない薬でしたが・・・日本での扱いはどうなるのでしょう?

日本では糖尿病専門医より循環器専門医が処方する傾向があります。

薬は病気を治療するのには必要ですが、時に思いがけない副作用があるものです。

特に新薬で多いので、出来れば副作用がより十分に検証された後に使いたいですね。

しかし「アクトス」の場合には、発売から既に10年以上が経っています。

まだ因果関係が決まったわけではありませんが、処方は慎重でなければなりません。

薬を使うことでのメリットとデメリットを常に考えることが大切ですthink