カテゴリー別:子育てコラム

Vol. 11 親子の心をつなぐ魔法の時間〜絵本のある子育て〜

こんにちは、うにし小児科です。みなさんは、お子さんと一緒に「絵本の時間」を楽しんでいますか?
絵本を開くと、色とりどりの世界が広がり、物語の中でさまざまな冒険が始まります。そして、それを読み聞かせるお父さん、お母さんの声は、お子さんにとって何よりの安心感になるのです。実は、絵本の読み聞かせには、子どもの成長を豊かにする大切な力がたくさん詰まっています。

絵本が育む子どもの力

1)ことばの力がぐんぐん伸びる!

絵本には、普段の会話ではあまり使わない美しい言葉や表現がたくさん登場します。これが語彙力や表現力を育て、子どもが自分の気持ちを言葉で伝える力を伸ばしてくれます。

2)想像の世界でのびのび遊ぶ!

物語を聞きながら、子どもたちは頭の中で映像を思い描きます。登場人物の気持ちを考えたり、次の展開を予想したりすることで、想像力や創造力がぐんと広がるのです。

3)共感する心が育つ!

絵本に登場するさまざまなキャラクターの気持ちに寄り添うことで、他人の気持ちを想像し、思いやる心が育ちます。これが社会性や優しさにつながり、子どもたちの心を豊かにしてくれます。

4)聞く力と集中力がアップ!

読み聞かせをしていると、子どもはお話の世界にぐっと集中します。これが注意力や聞く力を育み、将来の学びの土台にもなります。

5)親子の絆が深まる!

何より、お父さんやお母さんの声で読んでもらうことが、お子さんにとっては一番の安心材料です。「もう一回読んで!」と言ってくれるのは、親子の心がしっかりつながっている証拠かもしれませんね。

 5年ぶりに「絵本の会」が復活します!

実は、うにし小児科では、新型コロナパンデミック以前に「絵本の会」を毎月開催していました。しかし、コロナ禍の影響で約5年間、開催を見送ってきました。ようやく皆さんに安心してご参加いただける環境が整い、このたび「絵本の会」を再開することになりました。お子さんと一緒に、親子で絵本の世界を楽しむ時間を過ごしませんか?

うにし小児科「絵本の会」のご案内

第1回:2025年2月14日(金)14:30〜15:30

第2回:2025年3月14日(金)14:30〜15:30

場所:うにし小児科待合室プレイルーム

講師:蔦屋書店 絵本コンシェルジュ 水落成江さん

当日は、絵本の読み聞かせを楽しんだあと、親子で交流できる時間も設けています✨

参加費無料ですが、要予約です。うにし小児科受付窓口またはお電話にてご予約ください。

今後毎月1階程度、開催の予定です。

絵本の会ではこんなことをします!

1)楽しい絵本の読み聞かせ(プロの絵本コンシェルジュによる心温まるストーリー)

2)親子で楽しむ交流タイム(子育ての悩み相談や情報交換もOK!)

3)おすすめ絵本の紹介(どんな絵本がいいか迷っている方必見!)

お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そしてもちろんお子さんも大歓迎!

一緒に絵本の世界を楽しみましょう。

絵本の時間は、未来への贈り物 

お子さんと一緒に絵本を読む時間は、ほんのわずかな時間かもしれません。でも、その時間が積み重なることで、お子さんの心に豊かな感性や優しさ、想像力が育まれていきます。そして何より、お父さんやお母さんの声で物語を聞くことで、お子さんは「大好きな人と過ごした幸せな時間」を心に刻んでいくのです。

「絵本の会」でお子さんとのかけがえのない時間を過ごしてみませんか?皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

 

Vol.9「風邪症状の裏に隠れた原因を特定!最新PCR検査でお子さんの健康をサポート」

こんにちは。最近、風邪の症状で受診するお子さんが増えています。鼻水や咳、発熱はよくある症状ですが、「そのうち治るだろう」と軽く考えず、こじらせないようにすることが大切です。特にこの季節は風邪が流行しやすく、原因もさまざまなので、正確な診断と、それに基づいた治療がとても大切です。

風邪症状の原因について

風邪の原因はウイルス感染が主なものですが、ウイルスの種類も多岐にわたります。例えば、インフルエンザウイルスやRSウイルス、ライノウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどがよく知られています。それぞれのウイルスによって、症状の現れ方や重症度が異なるため、正しい診断が重要です。また、風邪のような症状を引き起こす病原体には マイコプラズマや細菌もあり、これが原因の場合は抗生物質が必要になることもあります。

そして、現在も私たちの生活に影響を与えている新型コロナウイルス(COVID-19)も、風邪のような症状を引き起こすウイルスの一つです。特に小さなお子さんの場合、インフルエンザやその他のウイルス感染との区別が難しいことがありますので、感染拡大防止と適切な治療のためにも早めの検査が大切です。

注意点と自宅でのケア

風邪の症状が出たときは、以下のポイントに注意してケアを行いましょう。

  • 十分な水分補給:発熱や咳で体が水分を失いやすくなるため、こまめに水分を摂らせましょう。
  • 安静に過ごす:体をしっかり休めることが回復への近道です。お子さんの体調に合わせて、できるだけゆっくり過ごせる環境を整えてあげてください。
  • 室内の湿度管理:乾燥した空気は喉や鼻を刺激しやすいので、加湿器などを使って室内の湿度を保ちましょう(40〜60%が目安です)。
  • 早めの受診:症状が長引く、あるいは重症化する兆しが見られたら、早めに受診を検討してください。

当院での診断方法とBioFire® SpotFire®システムの導入について

当院では、風邪の症状で来院されたお子さんに対して、迅速かつ正確な診断ができるよう最新のPCR検査機器「BioFire® SpotFire®システム」を導入しました。このシステムを用いることで、わずか15分でインフルエンザやRSウイルス、ライノウイルス、 マイコプラズマ、新型コロナウイルスなど15種類の病原体を同時に検出することが可能です。

通常、風邪の原因となる病原体を特定するには、複数の検査や時間がかかることが多いのですがBioFire® SpotFire®システムなら1回の検査で迅速に結果が得られます。これにより、原因に基づいた正しい治療がすぐに始められるため、お子さんの回復を早めるとともに、無駄な抗生物質の使用を避けることができます。

風邪症状が出たらご相談ください

お子さまの風邪症状は、ご家族にとって大きな心配ごとですよね。少しでも安心していただけるよう、当院では正確な迅速診断と適切な治療が受けられる万全の体制を整えています。発熱や咳など気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。お子さまの元気な笑顔が早く戻るように私たちがしっかりサポートいたします。


Vol.7 子どもの成長と心のケア

こんにちは、皆さん。いつも当院のブログを読んでいただき、ありがとうございます。今日は、子どもの成長と心のケアについてお話ししたいと思います。

お子さんがすくすくと成長していく姿を見守るのは、親として何よりの喜びですよね。でも、その成長と共に、心のケアについても考える必要が出てきます。子どもは毎日、新しいことを学び、感じ、心も体も大きくなっていきます。その過程で、私たち親がどうサポートしていけるかが大切です。

まず、お子さんの心の成長を見守るためには、日常の会話がとても大切です。例えば、学校や幼稚園での出来事を聞いてあげること。些細なことでも、子どもにとっては大きな出来事であり、それを共有することでお子さんは「自分の気持ちを理解してくれている」と感じるでしょう。その積み重ねが、お子さんの安心感と信頼感を育みます。

また、お子さんが新しい挑戦をする際には、少し手を差し伸べてあげることが大切です。例えば、新しい友達を作るのが難しい時や、初めての経験に不安を感じている時に、優しく話を聞いてあげるだけでも、お子さんの心はずっと軽くなるはずです。「大丈夫だよ」とそっと励ます言葉や、抱きしめるだけでも、心に寄り添うことができます。

そして、子どもにとって大事なのは「愛されている」という実感です。忙しい毎日の中で、ついつい当たり前のように接してしまいがちですが、お子さんに「愛しているよ」「大切だよ」という気持ちをしっかりと伝えることが、心のケアにつながります。子どもは、その愛情を感じることで、自分に自信を持ち、心が健やかに育っていきます。

親として完璧を目指す必要はありません。時には失敗してしまうこともあるかもしれませんが、その度にお子さんと一緒に乗り越えていけばいいのです。大切なのは、愛情を持って寄り添い、お子さんの心の成長を見守りながら、共に成長していくこと。

うにし小児科は皆さんと一緒にお子さんの成長を支えていきたいと願っています。何か気になることがあれば、いつでもご相談ください。お子さんの心のケアについても、私たちが全力でサポートします。

Vol.6 予防接種は小児科で!育児相談もできるクリニック選びの大切さ

こんにちは、皆さん。今日は、赤ちゃんの予防接種について、そしてその予防接種をどこで受けるかということについてお話ししたいと思います。

私は枚方市の保健センターで、月に一度、4か月健診を担当しています。この健診の際、多くのお母様たちから様々な質問をいただくのですが、その中で感じるのは、多くのお母様が予防接種を受ける際に、育児に関する悩みを先生に相談されていないということです。

母子手帳を拝見すると、すでに3~4回、予防接種を受けている記録があります。しかし、予防接種の際には、ただワクチンを打ってもらうだけで、他の不安や疑問を聞く機会が持てていないお母様がほとんどです。これには、産婦人科での予防接種や、忙しい時間帯に立ち寄った小児科での接種が影響しているのかもしれません。

実は、予防接種は単にワクチンを打つだけではなく、赤ちゃんの健康を総合的に考える機会でもあります。例えば、赤ちゃんの体重や発育具合を確認したり、最近の様子を話し合うことで、気づかなかった問題を早期に発見することができるかもしれません。また、育児の悩みや不安を相談することで、安心感を得られることもあります。

小児科クリニックでは、予防接種の際にこうした育児相談も併せて行うことができます。専門医が赤ちゃんの成長をしっかりと見守りながら、予防接種を行うことで、接種後のケアや他の健康問題についても適切にフォローすることができます。

また、小児科の先生は、赤ちゃんの発育や成長に関する専門知識を持っており、日常の些細な心配事から、より大きな健康問題まで幅広く対応することができます。何か気になることがあれば、その場で相談できるのは、お母様にとって大きな安心材料です。

多くのお母さんが抱える育児の不安や悩みは、一人で抱え込む必要はありません。小児科クリニックで予防接種を受けることで、専門医としっかりとコミュニケーションを取り、安心して子育てができる環境を整えることができます。

予防接種は、赤ちゃんの健康を守る大切なステップであり、その際に育児についてのアドバイスを受けられる小児科クリニックは、親御さんにとって心強いパートナーです。

うにし小児科は、いつでもお母さんと赤ちゃんをサポートできるよう準備していますので、何でも気軽に相談してくださいね。

Vol.5 お父さんも一緒に楽しむ子育て

皆さん、こんにちは!いつも当院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。今日は「お父さんも一緒に楽しむ子育て」についてお話ししたいと思います。

子育ては、決してお母さんだけが頑張るものではありません。お父さんが積極的に育児に参加することで、家族全体が一つになり、お子さんの健やかな成長を支えることができます。そして、お父さんの参加が増えると、日々の子育てがもっと楽しく、豊かになります。

最近の診療の中で感じるのは、日曜日にお父さんが一緒に来院されるご家族が増えていることです。忙しい毎日の中で、日曜日はお父さんにとってもお子さんとの貴重な時間。お子さんの健診や予防接種に一緒に来ていただくことで、お父さんも子育てに積極的に関わり、家族の絆が深まる姿を目の当たりにすることができ、私たちもとても嬉しく思います。

例えば、お風呂の時間や寝かしつけの時間、お父さんが担当してみるのはいかがでしょうか?お子さんが嬉しそうにお父さんと遊んだり、甘えたりする姿は、きっとお父さんにとってもかけがえのない瞬間になるでしょう。

また、お父さんが積極的に育児に関わることで、お母さんの負担も軽減されます。家族全員が心に余裕を持って過ごせるようになると、家庭全体の雰囲気も明るくなります。

お父さん、お母さん、そしてお子さんが一緒に過ごす時間が増えれば、自然と家族の絆が深まります。子育てはチームワーク。お父さんも、お母さんと一緒に育児を楽しんでくださいね!

最後に、お父さんが育児に参加することで得られる喜びや、家族の成長をサポートできるよう、当院も全力でお手伝いします。何かお困りのことがあれば、ぜひご相談ください。

枚方市で育む温かい家庭の一員として、私たちはいつでも皆さんを応援しています。

Vol 4.働くお母さんを応援する小児科

子育てと仕事の両立は大変なことですよね。仕事が終わってから急いで子どもを迎えに行き、夕食を作って、家事をこなして、気づけば夜も遅く…そんな毎日の中で、「もしも子どもが急に具合が悪くなったらどうしよう」と不安に感じることはありませんか?

当院では、働くお母さんたちのそんな不安を少しでも和らげるために、診療時間の拡大を行っています。平日はもちろん、土曜日、そして日曜日も診療を行っております。これにより、仕事の後でも安心してお子さんを診てもらうことができます。

また、診療だけでなく、育児に関する相談もお受けしています。「ちょっとしたことだけど、誰に聞いたらいいかわからない」と感じることはありませんか?そんな時こそ、私たち小児科医に相談してください。例えば、食事のこと、睡眠のこと、成長に関する心配事など、何でもご相談いただけます。

子どもの健康は、親の安心から始まります。私たちが提供するのは単に治療だけではありません。お母さん、お父さんが安心して子育てを続けられるよう、サポートすることが私たちの使命です。

枚方市で生まれ育った私が、地元の皆さんと共にこれからも子育てを応援し続けます。どうぞお気軽に当院をご利用ください。

Vol.2 みんなで育てよう

お母さんにとって、出産後初めて赤ちゃんを胸に抱っこされた時 の感動は例えようがないほど大きいものだったでしょうね。きっと「生まれてきてくれてありがとう」と母子手帳に書き込まれたことでしょう。
でも、子育てを始めてからの心配や不安はどうして生じてくるのでしょうか?「失敗したらどうしよう」と思ったり、「うまく育たなかったら自分の責任だ」などと自分を責めてしまいがちなのは、「もっとがんばらなくては」という意識が強すぎるためかもしれません。インターネットや育児書、育児雑誌などの育児 情報に振り回され、その結果、悩み・心配・不安を抱えてしまったお母さんもたくさんいらっしゃいます。
子育ては本来楽しいものです。赤ちゃんの顔をのぞきこんで笑ってみてください。赤ちゃんはきっと嬉しそうに笑うでしょう。そうするとお母さんは嬉しくなるでしょう。そう、子育ては愛のキャッチボール、心の交流なのです。与えることで与えられる。お母さんがお子さんと一緒にいることを幸せに思えばお子さんも幸せな気持ちになれるのです。
完璧な子育てなんてありません。いい育児をしようとがんばりすぎると、この“幸せ”をお子さんに与えることができませんし、お子さんから“幸せ”を与えられることもなくなってしまいます。
子育てはお母さんひとりでできるものではありません。子育て中のお母さんの周りにはたくさんのサポーターがいます。お父さん、おじいちゃんやおばあちゃん、お友達、保健師さんや保育士さん、地域の子育て支援をしている団体、そして私達小児科医。子育てに疲れたり、不安があれば遠慮なく人に頼ってください。だって、子育てをしているお母さんが幸せになることが私達子育てサポーターの幸せなのですから。
お子さんが成長された時、あなたが記録された母子手帳をぜひ見せてあげてください。お子さんはきっとあなたにこうおっしゃると思います。
「お母さん、私(僕)を生んでくれてありがとう。」

Vol.1 Love You Forever

すてきな絵本があります。ロバート・マンチ作ラヴ・ユー・フォーエバー。
子育てに悩んだとき、ぜひ読んでみてください。
子どもはありのままの自分でーたとえ良い子にしていなくてもー愛されることが必要です。細かいこと、むずかしい理屈はいりません。

愛していると言ってあげること、そして優しく抱きしめてあげること。
子どもの成長に合わせて、そっと支えてあげればよいのです。

アイ・ラヴ・ユーいつまでも
アイ・ラヴ・ユーどんなときも
わたしが いきている かぎり
あなたは ずっと わたしのあかちゃん

だいじょうぶだよ、お母さん!
この気持ちがあれば子育てはきっとうまくいきますよ。

『ラヴ・ユー・フォーエバー』岩崎書店(出版社)ページ