月別アーカイブ:2022年7月

悩みが多い日曜日の診察

日曜日診察については18年間、開業当初から続けています。スタッフの確保や昨今の労働環境云々の観点からは大変なことで挫折しそうになったこともありますし、クチコミでも『待たされた』、『診察時間が短い』などとお叱りを受けることも多々あります。けど、『開けててくれてありがとう』と言ってくださる方がいらっしゃる限りやっていこうと思っています。特に、日曜日は普段来られない方もたくさん来院されるため、時間予約といえども(時間予約だから?、一度遅れが出ると遅れを取り戻すことが難しい面がある)お待たせしてしまうことがあり、ご迷惑をおかけすることもあります。また、待っていただいた時間に対して診察時間が短いとお叱りを受けることもあります。お忙しいところ来てくださった方にはお待たせして申し訳ないと思っていますが、お困りの方をできる限りお断りすることなく力になれればと思っています。
普段来られている方で、平日に来ていただける方には、平日をご案内するなどして混雑を回避したいと考えています。

ここ数回ほどダラダラと書きましたし繰り返しにはなりますが、私は医師として当然ですが患者さんの味方です。痛い人には痛くないように、しんどい人にはしんどくないように、なんとか早く良くなってもらいたいという気持ちで日々います。
だから患者さんのメリットしか考えませんし、そのように行動をしています。その患者さんに敢えて不愉快な思いをさせてもなんの得にもなりませんし、そんなことをわざわざする理由はありません。
『ありがとう!』って言われたら、『また明日も頑張ろう!』と思う単純なニンゲンなんです。

鼻のレーザー治療の留意点

アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎の方でお薬を飲むと眠くなる方や授乳をしているなどの理由でお薬が飲めない方に鼻のレーザー治療はおすすめな施術ではあります。しかしながら、対症療法であり根本術ではありません。また、術後1週間は普段より鼻水・鼻詰まりがキツくなります。そして、外来で簡単にできますが、本格的な手術とは違い特に鼻詰まりは軽減しますが完全に鼻炎がなくなるわけではありません。これらのことについては、事前に施術のご希望があった方全てに説明書を再度お渡しして確認をしていただいており、ご了解いただいた上で手術を受けてただいております。
術後1週間、特に術直後の3~4日が辛い期間であることは、特に、初めて受けられる方がびっくりするといけませんので繰り返し説明をしてご理解を得ているものと思っています。
この術後1週間の反応について起こりうる反応であり、避けて通ることができません。繰り返しになりますが、誤解されるところですので書いて置こうと思います。

患者さんの味方という自負

まず前提です。医師として当然のことですが私は患者さんの味方です。
しんどい方には出来るだけ早く楽になってほしいと思って行動するし、検査をすることで原因がわかるなら検査もするし、それ以上のことが必要だと判断した場合にはふさわしい医療機関をご紹介することもあります。当然ですが、その患者さんにとって良いと思ったことを提案をし、責任を持って対応します。
患者さんにメリットがあるように、楽になっていただけることを目的に診療しています。至極当然なことです。
なので、わざわざ患者さんを不愉快にさせるようなことをしても、当院には全くメリットがないので敢えてそのようなことをする必要はないということはお分かりいただけるかと思います。
それを前提としてご理解をいただいた上で、【お子さんの診察について】、【日曜日の待ち時間について】、【レーザーは意味がないのか?】については、ホームページや待合室への掲示、口頭や説明書をお渡しした上での周知等、できるだけ事前にご理解はしていただけるようにしておりますが、更なるご理解をいただくために今後も書いていこうと思います。
【お子さんの診察について】
小さいお子さんにとって白衣を着た人が周りにいたり、耳などを触られることは普通のことではなく、何をされるんだろうという恐怖から泣いてしまったり、暴れてしまったりするのは当然のことです。でも、きちんと診察をするためにはお耳や鼻を見たり触ったりしないとわかりませんので、器具を使います。お子さんにすれば必死ですのでどのような動きになるかわからず、その時、鼻や耳の中に器具があると大変危険です。
そのため、『診察時の正しい抱っこの仕方』をあらかじめ待合室に掲示したり、直接説明書をお渡しして見てもらったりして、子供さんをしっかりと抱いていただくようにご理解をおねがいしています。出来るだけお子さんを正しく、また、危険のないように診察したいがためにご協力をお願いするものです。
繰り返しますが、子供さんが可愛そうと思って抱っこを緩めるのが大変危険だし、正しい判断や処置ができなくなるのです。せっかく来ていただいたのだから、適当に済ませるのではなくてきっちりと診ておきたいのです。

次に、高熱の有る子供さんについては、何を一番優先に考えるかが大切だと思っています。耳が痛いと言っていても耳のことだけで高熱が出ることは稀です。
肺炎など重篤な病気が潜んでいたり、時間の経過で脱水を併発したりしますので、受付にて高熱があることを伺った時は、まず近くの小児科で開いているところを探し、ご案内して受診に行っていただいています。決して、高熱の子供さんを診ないということではありませんので、誤解のないようにお願いしたいと思います。
小さなお子さんになればなるほど、うまく伝えられないことが多いでしょうし、大人とは違うことをご理解いただければと思います。

口コミへの思いと返信をはじめるにあたり

学園前で開業して18年。
開業当時は周りを取り巻く情報も今とは随分違っており、アナログな私もなんとかついていけていたつもりでしたが、今やネットにyutubeやツイッターなどなどその他世の中には情報が溢れかえっています。
そのなかには有益なものもあり、また逆に有害なものもあり、正しい情報もあれば、まちがっているものも多くあるのが事実です。中には悪意のあるものもあるように思え、そういうことで侮辱罪厳罰化への流れになっているものと思えます。
では、何を信じたら良いのか?どう判断すればいいのか?わからなくなってしまいます。
クチコミもそういうものの一つのような気がします。
今日何を食べようか?分からないからクチコミを参考にしよう!そんなことはありませんか?
点数を見て決めよう。同じ点数なら数の多い方にしよう!
そんな決め方をしませんか?私もします。けど、クチコミ通りのこともあるけどいい意味でも悪い意味でもその通りでないことが多いことも事実です。
知らないところで急にお腹が痛くなった、耳が聞こえなくなった、そんな時にもクチコミを参考にすると思います。
今まで自分がそういうものを利用しながら、自分が利用される側の人間でもあることをともすれば忘れてしまっていたところもありますし、そこは反省点でもあるのだけれど、クチコミが事実と異なる方向に向かってしまい正しく情報を伝えるツールでは無くなってくると恐ろしいなあと思います。
当院にも多くの口コミが寄せられており、そのなかにはありがたいお言葉をいただき明日からも頑張ろう!という気持ちになれるもの、ウーンと考えさせられるもの、今日、八つ当たりをしなければならないようななにかあったんでしょうか?と問いかけたくなるようなものまでさまざまあります。
今まではそういったものを、世の中には色々な人がいるから、と遠くのものを見るように見ていました。しかし、最近の口コミの中には何が目的で書いておられるのか疑問に思うものもありますし、また反省すべきところは反省しながら、やはりちゃんと答えるべきところは答えるべきかなと考えるようになってきました。

そして今後はクチコミを介していただいたご指摘をもとに改善すべきところは改善しながら、また、当院の考え方も紹介しながら、出来うる限りクチコミへの応答をしていくこととしました。

さらに、自分がどういうスタンスで毎日診察しているのか、賛否両論ある中、なぜ日曜日を開けようとしているのかもここらで知ってもらうことも目的として書いていきます。

奈良市学園前にある「こばやし耳鼻咽喉科」です。

当院は『耳・鼻・のどの他顔から首』までの領域(頭頚部といいます)とアレルギーを専門に診察する耳鼻咽喉科クリニックです。

花粉症などのアレルギー症状をはじめ、耳・鼻・のどの調子がおかしい時、まずはご相談ください。また、鼻アレルギーに対するレーザー治療、睡眠時無呼吸症候群に対する検査・治療、禁煙外来や補聴器相談にも対応しています。

最新の医療設備を備えた上で一人ひとりを大切にする丁寧な診察、そして高度な専門知識で患者様の『なぜ』に応えていけるわかりやすく、安心して受診していただける医療を提供するため努力したいと思います。