月別アーカイブ:2026年7月

「風邪ひいたかも…」と思ったらすぐやるべき初期対応とNG行動まとめ【Dr.鳥越のすこやかコラムvol.7】

季節の変わり目や乾燥する季節になると、ついひいてしまう「風邪」。

「なんか喉がイガイガする…」 「ゾクゾクっと悪寒がするかも…」

そんな引き始めの段階でどう対処するかによって、長引くか1〜2日で治るかが大きく分かれます!

今回は、風邪の引き始めにやるべき正しい初期対応と、意外とやりがちな「NG行動」をわかりやすく解説します。

風邪の引き始めにまずやるべきこと3選

「風邪かな?」と思ったら、体がウイルスと戦い始めたサインです。

まずは以下の3つを徹底しましょう!

1. とにかく保温!首・手首・足首を温める

悪寒(寒気)がするときは、体温を上げて免疫力を高めようとしている状態です。

  • 首の後ろ(太い血管が通っている場所)
  • 手首・足首

この「3つの首」を温めると効果的に全身が温まります。

ネックウォーマーやレッグウォーマー、温かいシャワーや足湯を活用しましょう。

2. 水分補給&喉の保湿

ウイルスは乾燥した粘膜が大好物。喉や鼻の粘膜を潤すことで、ウイルスの増殖を防ぎます。

  • おすすめの飲み物: 常温の水、白湯、生姜湯、ハーブティー
  • ポイント: 一気に飲むのではなく、こまめに少しずつ飲むのがコツです。

3. 消化に良い温かいごはんを食べる

免疫細胞を働かせるためにはエネルギーが必要ですが、消化に負担がかかる食事は逆効果。

  • おすすめメニュー: おかゆ、うどん、スープ、茶碗蒸し
  • プラスしたい食材: ネギ、生姜、ニンニク(抗菌・保温効果)

意外とやってない?風邪を治すための正しい過ごし方

スマホを置いて「本気の睡眠」をとる

横になっていても、スマホで動画やSNSを見ていると脳が休まりません。

風邪を早く治す最大の薬は「質の良い睡眠」です。

部屋を暗くして、湿度を50〜60%に保ち、しっかり目を休めましょう。

実は逆効果!風邪のときのNG行動

早く治したいからといって、以下の行動をして時間を無駄にしていませんか?

  • 無理に汗をかこうと長風呂する(体力を消耗します)
  • 栄養をつけようと脂っこい肉を食べる(胃腸に負担がかかります)
  • 解熱剤をすぐに飲んで無理に出社・投稿する(熱は免疫が戦っている証拠です)

まとめ:違和感を覚えたら即休みましょう!

風邪は「初期対応」が8割です。

  1. 体を温める
  2. 水分と栄養(消化の良いもの)を摂る
  3. スマホを切ってすぐ寝る

「ちょっとおかしいな」と思ったら無理をせず、自分の体をいたわってあげてくださいね。

みなさんも体調管理に気をつけて、元気に過ごしましょう!

今回もご覧いただき誠にありがとうございました。

ここで紹介しきれなかった内容について、下記のYouTubeで発信しております。ぜひご覧ください。

ふくだクリニック八景分院

院長 鳥越陸矢

痛い巻き爪にサヨナラ!歩くのがラクになる!正しいフットケアと予防のコツ【Dr.鳥越のすこやかコラムvol.6】

みなさんこんにちは!院長の鳥越陸矢です!

「最近、親指の爪が食い込んで痛い…」

「靴を履くと足の先がズキズキする…」

そんな悩みを抱えていませんか?

実は多くの方が悩んでいる「巻き爪」。

原因を知って正しくケアすれば、痛みから解放されて軽い足取りを取り戻すことができます。

今回は、自宅でできる予防法から正しい爪の切り方まで徹底解説します!

そもそも、なぜ爪が巻いてしまうの?

巻き爪になる主な原因は、日頃のちょっとした習慣にあります。

  • 間違った爪の切り方(深爪) いちばん多い原因がこれです。爪の両端を深く切り落とす「丸型」に切ると、爪の周りの皮膚が盛り上がり、伸びてきた爪が皮膚に食い込みやすくなります。
  • 足に合わない靴 つま先が細いパンプスや、逆に大きすぎて靴の中で足が動いてしまう靴は、爪に余計な圧力がかかり変形の原因になります。
  • 歩き方の癖・運動不足 実は、爪は「下からの適度な圧力」がないと内側に巻いていく性質があります。正しく歩いて指先に体重がかかっていないと、巻き爪が進行しやすくなります。

今日からできる!正しいフットケア3つのポイント

1. 爪切りは「スクエアオフ」が鉄則!

巻き爪予防で最も重要なのが切り方です。

丸く切るのではなく、四角く切る「スクエアオフ」を意識しましょう。

  • 長さ: 指の肉と同じか、やや長め(1mm程度白い部分を残す)
  • 形: まっすぐ横に切り、両端の角だけをヤスリで少し丸める

💡 ポイント: お風呂上がりの爪が柔らかいタイミングで切ると、爪が割れにくくスムーズにケアできます。

2. 正しい靴選びと履き方

指先が締め付けられない、ゆとりのある靴を選びましょう。

また、スニーカーなどを履くときは「かかとをしっかり合わせて紐を結ぶ」のが基本。

足が前に滑るのを防ぎ、爪への負担を減らせます。

3. 足裏の保湿とマッサージ

足の皮膚が乾燥して硬くなると、爪を圧迫しやすくなります。

お風呂上がりにフットクリームやオイルを塗り、足の指を1本ずつもみほぐすようにマッサージして血行を良くしましょう。

こんなときは我慢せず専門家に相談を!

  • 爪の周りが赤く腫れて、触ると激痛が走る
  • 膿(うみ)が出ている
  • 爪が肉に完全に埋もれてしまっている

これらは「陥入爪(かんにゅうそう)」や炎症を起こしているサインです。

無理に自分で行うと悪化することがあるため受診してください。

まとめ:早めのケアで「歩く楽しさ」を取り戻そう

足元は体全体を支える大切な土台です。

巻き爪の痛みをかばって歩いていると、膝や腰の痛みにつながることも。

まずは「爪の切り方」を変えるだけでも、未来の足の状態は大きく変わります。ぜひ今日のケアから意識してみてくださいね!

今回もご覧いただきありがとうございました。

睡眠障害にはどんな種類があるの?対策は?【Dr.鳥越のすこやかコラムvol.5】

みなさんこんにちは。院長の鳥越陸矢です。

今回は、現代病のひとつである睡眠障害について取り上げます。

現代社会を生きる私たちにとって、「ぐっすり眠る」というのはシンプルに見えて実はとても難しい課題ですよね。

「布団に入っても目が冴えてしまう」「夜中に何度も目が覚める」「ちゃんと寝たはずなのに疲れが取れない」……そんな悩みを抱えていませんか?

今回は、現代人の多くが直面している「睡眠障害」をテーマに、その種類や原因、そして今日からできる具体的な対策を分かりやすく解説します!

睡眠障害って、実は「眠れない」だけじゃない?

多くの人は「睡眠障害=不眠症(眠れないこと)」と思いがちですが、実はそれだけではありません。

睡眠障害は大きく分けると以下のようなタイプがあります。

  • 入眠障害(なかなか寝付けない):布団に入ってから30分〜1時間以上眠れない。
  • 中途覚醒(途中で目が覚める):夜中に何度も目が覚めてしまい、その後なかなか眠れない。
  • 熟眠障害(ぐっすり眠った感がない):睡眠時間は足りているはずなのに、朝起きた時にスッキリしない。
  • 過眠症(日中猛烈に眠い):夜はしっかり寝ているのに、日中に耐えがたい眠気が襲ってくる。

ポイント: 「寝ている時間の長さ」だけでなく、「睡眠の質」や「日中のパフォーマンス」に悪影響が出ているかどうかが、睡眠障害を考える上での重要なサインになります。

なぜ眠れなくなる? 3つの主な原因

睡眠のバランスが崩れる背景には、日常生活のさまざまな要素が絡み合っています。

1. 自律神経の乱れ(ストレス・スマホ)

本来、夜になるとリラックスモードの「副交感神経」が優位になります。

しかし、ストレスを感じていたり、寝る直前までスマホのブルーライトを浴びていたりすると、戦いモードの「交感神経」が働いたままになり、脳が覚醒してしまいます。

2. 生活リズムの崩れ

シフトワークや、休日の「昼過ぎまで寝だめ」などは、体内時計(概日リズム)を狂わせる原因に。

人間の体は、朝日を浴びてから約15〜16時間後に眠気が出る仕組みになっているため、朝のスタートが遅れると夜も眠れなくなります。

3. カフェインやアルコールの摂取タイミング

「お酒を飲むとよく眠れる」というのは大きな誤解です。

アルコールは寝付きを良くしますが、睡眠の質を著しく低下させ、夜中に目が覚める原因になります。

また、カフェインの効果は4〜6時間ほど持続するため、夕方以降のコーヒーや緑茶も要注意です。

私は大丈夫?睡眠障害チェックリスト!

自分で睡眠障害のセルフチェックを行うのに有益なサイトがございます。

厚生労働省『健康づくりのための睡眠ガイド2023』より睡眠チェックシートをご紹介します。

上記の資料には、それぞれこども編、成人編、高齢者編が掲載されており、ご自身の世代に合わせてご覧いただけます。

ライフステージごとに必要な睡眠時間や注意点が示されています。

  • 成人版:
    • 6時間以上を目安に、必要な睡眠時間を確保する。
    • 日中のストレス解消や、就寝前のリラックス、寝室環境の見直しにより、睡眠休養感を高める。
  • こども版:
    • 小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠を確保する。
    • 朝の太陽光、朝食、日中の運動を習慣化し、夜更かしを避ける。
  • 高齢者版:
    • 寝床で過ごす時間(床上時間)が長すぎると健康リスクとなるため、8時間以上にならないことを目安にする。
    • 日中は活動的に過ごし、長時間の昼寝は避ける

今夜から試せる! 快眠のための3ステップ

薬に頼る前に、まずは生活習慣を少しだけアップデートしてみましょう。

タイミングおすすめのアクション期待できる効果
朝(起きてすぐ)カーテンを開けて太陽の光を浴びる体内時計がリセットされ、夜に眠気が出やすくなる。
夜(入浴)就寝の90分前にお風呂に浸かる深部体温が下がるタイミングで、自然な眠気が引き出される。
寝る前(30分前)スマホを置き、ストレッチや読書をする脳のリラックスモード(副交感神経)への切り替えを促す。

どうしても改善しない時は医療機関へ

「たかが睡眠」と放置してしまうと、日中の集中力低下だけでなく、メンタルの不調や生活習慣病のリスクを高めることにもつながります。

特に、睡眠時無呼吸症候群やCOPD、高血圧、糖尿病、がんなどの全身疾患、うつ病や不安障害、アルコール依存症などの精神疾患、パーキンソン病や認知症などの神経疾患、薬剤性、むずむず脚症候群など、様々な疾患による睡眠障害もございますので、睡眠障害に悩まされている方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。

まずは今夜、寝る前のスマホを10分早く置いてみることから始めてみませんか? あなたの心と体が、心地よい眠りで癒されますように。

おわりに

今回もご覧いただき誠にありがとうございました。

今後も、有益な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

院長

鳥越陸矢

院長の自己紹介の動画を作成いたしました!

みなさんこんにちは、院長の鳥越陸矢です!

平素は地域の皆様に大変お世話になり、誠にありがとうございます!

地域の皆様に少しでも私およびクリニックを知っていただくために、私の自己紹介動画を作成させていただきました!

医師になるまでの経緯や、開業しようと思ったきっかけ、これからの想いなどを述べております!

ぜひ一度ご覧ください!

チャンネル登録、高評価もよろしくお願い申し上げます!

それでは、今回もご視聴いただき誠にありがとうございました!

何か、健康や病気、生活のことで不安やご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください!

ふくだクリニック八景分院 院長

鳥越陸矢

【ご報告】「かかりつけ医機能報告制度にかかる研修」を修了いたしました

いつも当院をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。ふくだクリニック八景分院 院長の鳥越陸矢です。

本日は、地域の皆さまへ大切なご報告がございます。 この度、当院院長は厚生労働省が推進する「かかりつけ医機能報告制度に係る研修」を無事に修了いたしました。

◆ 「かかりつけ医機能報告制度」とは?

少し難しい名前に聞こえるかもしれませんが、これは「地域の皆さまが、住み慣れた街で安心して質の高い医療を受けられる体制」を整えるための制度です。

高齢化社会が進む中、医療機関には単に病気を治すだけでなく、以下のような役割がこれまで以上に求められています。

  • 日常的な病気の管理や予防
  • 体調が悪いときに、まず何でも相談できる窓口
  • 必要に応じて、専門の大きな病院へスムーズに紹介する連携体制
  • 休日や夜間などの緊急時の対応・相談

今回の研修では、これら「かかりつけ医」として地域で果たすべき役割や、他機関との連携についての最新の知見を改めて深く学んでまいりました。

◆ これからの当院の取り組み

今回の研修修了を一つの節目とし、当院はこれからも「困ったとき、真っ先に顔が浮かぶ相談相手」であり続けたいと考えています。

「こんな些細なことで受診していいのかな?」 「最近、なんとなく体調がすっきりしないけれど、何科に行けばいいかわからない」

そんなときこそ、当院を頼ってください。皆さまのお話をじっくり伺い、最適な医療をご提案いたします。

これからも地域の皆さまの健康と安心を守るため、スタッフ一同、より一層の医療の質向上に努めてまいります。今後ともふくだクリニック八景分院をどうぞよろしくお願いいたします。

(写真では仏頂面ですが、普段はもっと笑顔です・・・すいません笑)