インフルエンザ特集2014/2015 インフルエンザの予防方法
インフルエンザの予防方法 2014 季節性インフルエンザとは 通常の季節性インフルエンザは、北半球では毎年冬季に流行します。 毎年ヒトの間で流行しているA/H1N1ウイルス、A/H3N2ウイルス、B型ウイルスは、ヒトに完全に適応して、共存に近い関係を保っており、基礎疾患の存在や高齢であることなどの要因無しには、感染した
インフルエンザの予防方法 2014
季節性インフルエンザとは
通常の季節性インフルエンザは、北半球では毎年冬季に流行します。
毎年ヒトの間で流行しているA/H1N1ウイルス、A/H3N2ウイルス、B型ウイルスは、ヒトに完全に適応して、共存に近い関係を保っており、基礎疾患の存在や高齢であることなどの要因無しには、感染した人(宿主)の多くを死に至らしめるほどの高い病原性は通常ありません。
季節性インフルエンザウイルスに対しては、一度もインフルエンザにかかったことの無い子どもを除いて、ほとんどの人がこれまでに曝露を受け、基礎免疫をもっています。故に、シーズンにより増減はあるものの、毎年おおむね人口の10~20%程度の罹患者の発生があり、また、感染し症状が出たとしても、発熱は数日続くものの、多くの場合には何事も無く回復します。
季節性インフルエンザの場合には、これまでの知識と経験によりワクチンが開発されており、流行前に使用可能な状態となっています。
また、季節性のインフルエンザでは、ウイルスが人の間で流行している間、感染して免疫を持つ人はどんどん増加していく一方、ウイルス側も、ヒトの免疫から逃れるために毎年少しずつその抗原性を変えて(連続変異)流行を続けますので、毎年その流行の様相は変化しますが、一定の範囲を大きく超えることはなく、医療資源の需要が供給量を大きく超えて、医療が受けられなくなるというような事態にはなりません。
しかし、だからといって軽んじてはいけません。季節性のインフルエンザでも、流行期には学校閉鎖が行われたり、罹患して仕事を休まなければならなかったりするような状況があります。基礎疾患を持っている方は、他の病気を併発し、重症になる可能性もあります。
【引用・参考】国立感染症研究所 感染症情報センター http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
季節性インフルエンザの予防のために

厚生労働省、自治体、医師会、国立感染症研究所などの発信する情報(発生状況、予防、治療など)を収集しましょう。
可能な限り人混みを避け、手洗いを心がけましょう。
不織布製のマスクは完全に予防可能ではありませんが、一定の予防効果があります。必要に応じて利用しましょう。
咳エチケットのためのマスクと手洗いにより、 周囲の方に配慮するように心がけましょう。ごく一部ですが、重症者のなかには、重症化の リスクのない方も含まれています。
【参考】国立感染症研究所 感染症情報センター http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
効果的なインフルエンザ予防接種
通常、11月から12月の中旬までをお勧めします。インフルエンザ予防接種の効果が現れるまで約2週間程度かかり、約1ヶ月で頂点に達します。その後、効果は約5ヶ月持続します。インフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心になるので、12月中旬までに接種をすまされることをお勧めします。接種回数は小学生以下の小児は2回接種が必要です。2回目は1回目から4週間あけたほうが、予防接種の効果が確実なようです。この期間に風邪をひき、接種が延期になることがありますので、1回目は早めに接種しましょう。
また将来 新しい型のインフルエンザウイルスが出現した場合には、大人でも2回接種が必要です。 インフルエンザワクチンには、同じ種類のワクチンを間隔をあけて接種すると効果が増強する「ブースター効果」が認められています。
インフルエンザと普通の風邪(かぜ)の違い
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性の呼吸器感染症で、普通の風邪とは異なります。
普通のかぜの症状は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや、せきなどが中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはほとんどありません。
一方、インフルエンザの場合は、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて普通のかぜと同様の、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。
少しでも思い当たる症状があれば、早目にかかりつけ医に相談して下さい。
| インフルエンザの場合 | かぜ(普通感冒)の場合 | |
|---|---|---|
| 初発症状 | 発熱、悪寒、頭痛 | 鼻咽頭の乾燥感 および くしゃみ |
| 主な症状 | 発熱、筋痛、関節痛 | 鼻汁、鼻閉 |
| 悪寒 | 高度 | 軽度、きわめて短期 |
| 熱、および熱型 (期間) |
38~40℃(3~4日間) | ないか、もしくは微熱 |
| 全身痛、筋肉痛、関節痛 | 高度 | ほとんどない |
| 倦怠感 | 高度 | ほとんどない |
| 鼻汁、鼻閉 | 後期より著しい | 初期より著しい |
| 咽頭 | 充血 および ときに扁桃腫脹 | やや充血 |
| 結膜 | 充血 | アデノではある 咽頭結膜熱では特にひどい |
| 合併症 | 気管支炎、インフルエンザ肺炎 細菌性脳炎、脳症 |
まれ |
| 病原 | インフルエンザウイルスA、B | ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、パラインフル エンザウイルス、インフルエンザウイルスC |
| 退速診断法 | あり | 1部のウイルスで『あり』 |
「インフルエンザにかかったかなと」思ったら
インフルエンザにかかったかなと思ったら、周囲(特にハイリスク者へ)の方への配慮を心がけましょう。そのためにも咳エチケットのためにもマスクをつけ、手洗いを心がけ、できるだけ他の人とは会わないようにして医療機関への受診を考慮しましょう。
熱が下がったあとは…
熱がさがっても、インフルエンザの感染力は残っていて、他の人に感染させる可能性があります。完全に感染力がなくなる時期については、明らかでなく、個人差も大きいと言われます。少なくとも熱がさがってから2日目までは外出しないように心がけましょう。
【参考】厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/



