プール熱・はやり目にご用心 | 夏病特集 2023
プール熱・はやり目にご用心 プール熱(咽頭結膜熱)って? プール熱(咽頭結膜熱)は「アデノウイルス」というウイルスによって引き起こされる感染症で、子供がかかりやすい疾患です。温かい場所を好むウイルスにとって、夏場のプールは格好の繁殖場で、プールの水を介してヒトからヒトへ感染して流行することが多いため、プール熱とも呼ばれ
プール熱・はやり目にご用心

プール熱(咽頭結膜熱)って?
プール熱(咽頭結膜熱)は「アデノウイルス」というウイルスによって引き起こされる感染症で、子供がかかりやすい疾患です。温かい場所を好むウイルスにとって、夏場のプールは格好の繁殖場で、プールの水を介してヒトからヒトへ感染して流行することが多いため、プール熱とも呼ばれています。
流行期は主に夏季に入る6月頃からですが、今年は5月から流行が始まっており、アデノウイルスは年間を通して活動しているため、夏以外でも流行することがあります。
症状
潜伏期間は5~7日で、のどの痛み(咽頭炎)、目の充血(結膜炎)、39度前後の発熱といった症状が現れます。(※この3つの症状が全て現れないケースもあります)
眼については、充血以外にかゆみやしょぼしょぼ感をはじめ、まぶたの裏側のブツブツ、まぶたの腫れ、涙が出るなどの症状が激しく現れる「はやり目(ウイルス性急性結膜炎)」を発症します。
その他の症状として、頭痛や食欲不振もあります。
対処法
アデノウイルスは、比較的高い抵抗性を持つウイルスで特効薬はありません。特有の症状が見られたら、まずは内科、小児科、眼の症状が強い場合は眼科に相談し、症状に応じた薬を処方してもらいましょう。
のどの痛みがある時は、刺激のある食べ物や飲み物を避け、痛みを増幅させないようにしましょう。
予防対策
アデノウイルスは「飛沫感染」と「接触感染」で感染します。そのため、マスクの着用やしっかりした手洗い消毒を心掛けましょう。小さな子供さんが感染した場合はオムツ交換にも気を付けましょう。ウイルスは便からも排出されるため、オムツの交換時に手を介して感染するためです。
また目やにから感染することもあるので、タオルの共用は避け、ティッシュなどでふき取るようにしましょう。






