猛烈な暑さが各地で続いています。昨日はWebで熱中症、脱水症についての講演を視聴しました。講師は谷口英喜医師(済生会横浜市東部病院)で、脱水症についていくつかの著書を出されています。日本では珍しい、経口補水液の専門家です。あまり知られてないことをいくつか学びました。
・体の水分は約4割が筋肉、2割は皮膚にある。高齢になると下肢の筋肉量が減り、水分を保持しにくくなる。
・脱水症では体の痛みが出ることがある。痛みが出たら脱水症をも考える
・脱水症の身体所見3つ
① わきの下に発汗していない。(発汗が最後まで残るのがわきの下とひたい)
②ツルゴール:皮膚をつまんで、つままれた形から 3秒以上戻らない。
③ 爪毛細血管再充満時間:3秒以上親指の爪の先を押してみて、赤みが戻るのに3秒以上がかかる。
・熱中症の予防はとにかく ①蒸し暑さから逃げること、②脱水症を防ぐこと
・体温コントロールの75%は皮膚からの放熱、25%が発汗で行われる。熱中症になれば水分を補って血液量を増やし、皮膚からの放熱と発汗を促す。
・熱中症には経口補水液を一気に500~1000ml飲んでもらう。
・経口補水液は、水、ナトリウム120㎎/100ml、ブドウ糖2%が含まれている。スポーツドリンクより塩辛く、甘くないが水分の吸収が良く、腸への移動も速い。
・どれだけ飲のんでもらうか:食事が摂れるようになるまで。尿が出るまで。脱水症の所見が改善するまで。

