今月もまた日野シリーズですが、8月14日には「火ふり祭り」の撮影に行ってきました。
どんな祭りかというと、日野町の五社神社で神事を行い、長さ3mぐらいの松明に火をつけて行列を作ってひばり野という場所まで歩いて移動し、着いたら松明を大きな松の木に投げつけ、たくさん引っかかった方がその年は豊作になる、ということです。

太鼓の音の中、地元の人百~二百人位が火のついた松明をもって進んで行く様は幻想的でした。



ひばり野についてから松明を松の木に投げつけるのがこの祭りのハイライトですが、松の木が大きく燃えるわけではなく少し意外でした(地元の方すみません)。木は生木なのでそんなにすぐ燃え盛るわけではないのです。毎年同じ場所で行われるので、そもそも山火事の時のように燃えてしまっては木がいくつあっても足りません。
↓松に木に引っかかった松明の炎

松明の煙に耐えながら、必死で写真を撮りました。松明だから当然道に燃えカスが大量に落ちます。この祭りは次の日もありますので翌朝の掃除は大変でしょう。
火を使った祭りは全国各地にありますが、滋賀県では特に多いようです。原料となる葦(ヨシ)が琵琶湖で大量に採れるのが一つの理由ということです。
奈良のお水取りを持ち出すまでもなく、火と宗教は分かちがたく結びついています。火の持つ神秘性がそうさせるのでしょう。
色々と準備は大変だと思いますが、ずっと続いてほしいです。
