日別アーカイブ:2023年8月29日

真価!

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

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→:真価!

(今回は併設する関連施設、森田内科に関するブログです。)

「以前、こんな話を紹介したことがあると思います。それは「責任」という言葉、国語辞典では、「責めを負ってなさなければならない任務。引き受けなければならない義務」と記されてあり、重くて暗いイメージがある。一方、英語で「責任」は「responsibility」、「response:応答」と「ability:能力」という二つの単語から構成され、英-英辞典を和訳すると「約束を果たす能力を持つ者に課せられる負担」となっている。日本の外部から強制されるイメージとは対照的に、英語圏で「責任」とは自発的で、自分の仕事や役職に対する”約束”や”誇り”である様に捉えられている。約束を果たす能力があるからこそ、そこに「responsibility=責任」が生まれるというポジティブな考え方。そして、訪れる課題に向き合い、自発的に「responsibility」を果たしていくこと、これが人や組織を大きく成長させる。こんな内容でした。
つい先日、この「responsibikity」について、森田内科でも凄いエピソードが生まれました。勤務している6人の看護師さんのうち半数、3人の看護師さんが急に出勤できなくなってしまったのです。しかも、状況によっては勤務への復帰が見通せないという、当院開院以来の難しい局面となってしまいました。
当院は13人という小さな組織ですが、方針としてクリニック全体のリーダーである院長以外に、看護師を束ねる看護師長、事務を束ねる事務長と、その部門ごとにリーダーを設けて、そのリーダーが部署を統括するシステムになっていますが、この難局に対する看護師長さんの対応は実に見事でした。真っ先に自らの有給を返上して、残された二人の看護師さん、事務員さんにも協力を仰いで、誰もが納得する絶妙な役割分担を行い、実行してくれました。師長さんに、建設的な解決策を提案している看護師さんや事務員さんの話が聞こえてくる度に、師長さんを支えるスタッフの有能さ、師長さんの人望の厚さを実感しました。そして、院長である私の出る幕もなく、通常業務に専念させて頂いたことに、本当に感謝致しております。
論語の中に「人は逆境においてその真価が試される」とありますが、スタッフ皆さんの真価が存分に発揮された、開院以来の得難い貴重な経験をさせて頂きました。師長さんをはじめ、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!