カテゴリー別:院長ブログ

ラーメン!?

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

秋が深まり、朝、晩に冬の訪れを感じさせる季節になりました。

開院から16年が経過し、17年目に入ろうとしています。

 毎年このシーズンになると、2週間の開院前研修から現在までのことが走馬灯のようによみがえってきます。16年間、本当にいろいろなことが有りましたが、あっというまでした。何もないところから始まり、今のハイクオリティーな内科医療が提供できるようになれたことに対し、まず、スタッフの皆さん、特に管理職として支えて頂いた方々に厚く御礼を申し上げます。

現在、高槻市では内視鏡クリニックが乱立して、しのぎを削る時代に突入しています。グーグルなどの検索サイトを見ると、課金により検索上位を得ているのでは?と疑われるような場面も見かけます。こんな時、ふとラーメン屋を思い出しました。皆さんはラーメンを食べたいとき、どうやって店を選んでいますか?新しいラーメン屋ができた。周りの評判がいいので行ってみた。メインのイチオシラーメンを食べたところ、評判通りの味で接客に問題無ければ、リピートを繰り返し、違う味のラーメンやサイドメニューにもトライする。そんな感じではないでしょうか?特に地元のラーメン屋であれば、ネットよりも実際の口コミがものを言うと思います。もちろん、検索サイト上位になるように、ホームページの改定やSNSで情報を発信することはとても大切なことで、当院でも今後更に力を入れていきたいと考えています。

 ただ、17年目に入る節目の時期にあたり初心に戻ると、「健康に不安を感じた方々が、まず最初に頭に思い浮かぶクリニック」でありたいと思います。そのためには、1.目の前の患者さんに全力を注ぐ、2.幅広く診察を行い、問い合わせには適切に対応する、3.礼儀正しく、安心感のある接遇を行う。この3つができれば大丈夫、つまり当たり前のことを当たり前に行う習慣を身に着けることです。そこで、この機に7つの習慣をもう一度思い出して下さい。

1.主体的である、

2.終わりを思い描くことから始める、

3.最優先事項を優先する、

4.Win-Winを考える、

5.まず理解に徹し、そして理解される、

6.シナジーを創り出す、

7.刃を研ぐ。

そして、身についていない弱い習慣を見直し、人として更なる高みを目指してください。20年以上、この習慣と向き合い続けてきた私が断言します。この習慣の習得は、仕事だけではなく、自分を幸せにするすべてのことにつながるはずです。

GACKT!

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

GACKT!


秋が始まります! 文化の秋、食欲の秋。皆さんは、どんな秋を過ごす予定でしょうか?
新しいチャレンジや、あきらめたことへの再チャレンジにも、もってこいの季節です。
ところで、皆さんは今の仕事にやりがいを感じていますか?
アップルの創業者スティーブ・ジョブズの遺した名言として、「今日が人生最後の日だとしたら、今と同じ仕事をするか?」という趣旨の問いかけが紹介されることがあります。少し極端な問いですが、私たちが日々の仕事をどう捉えているのかを考える、よいきっかけになると思います。
「今の仕事は楽しいですか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか。
先日、格付けランキングでも有名な、歌手GACKTさんのYouTube「GAKUチャンネル」を見ていて、仕事のやりがいについて、とても興味深い話がありましたので紹介します。


GACKTさんは、仕事がつまらなくなる理由について、「真剣にやらないから、いつまでもレベルが上がらず、つまらない作業になってしまう」という趣旨の話をされていました。
その話の中で、インタビュアーが「音楽というクリエイティブでアートな仕事だから、作業にならないのでは?」と尋ねると、GACKTさんは、音楽の世界にも、生活のために仕方なく、仕事を作業としてこなしているミュージシャンはたくさんいると答えていました。
つまり、音楽だから楽しいのではなく、どんな仕事でも、真剣に取り組むかどうかが大切だということでした。
真剣に取り組まなければ、なかなか上達しない。上達しなければ、仕事はいつまでも同じことの繰り返しになる。そして、やがて「つまらない作業」になってしまう。
一方、真剣に取り組めば、少しずつできることが増え、昨日できなかったことが今日できるようになる。工夫することで、仕事の質が上がり、周囲から頼られることも増えていく。
そう考えると、仕事のやりがいは、仕事の種類や内容だけで決まるものではなく、自分自身の向き合い方によっても変わってくるのかもしれません。
もちろん、忙しい日もあれば、気が進まない仕事もあります。いつも高いモチベーションを保つのは、簡単なことではありません。
それでも、「どうすればもっと上手くできるだろう」「どうすれば患者さんに喜んでもらえるだろう」と、ほんの少しでも考えてみる。その積み重ねが、仕事を単純作業から、成長ややりがいを感じられるものへと変えていくのだと思います。


今回のGACKTさんの話を聞いて、私は「なるほど!」と、非常に腑に落ちました。
皆さんは、どう思われますか?
常勤さんは1日の約3分の1、非常勤の方も1日の約6分の1という、多くの貴重な時間を仕事に費やしています。これからも、ただこなすだけではなく、少しでも「面白い」「成長できた」「やっていてよかった」と思える仕事にしていきたいものです。
そのためにも、まずは目の前の仕事に、もう一歩、真剣に向き合う。そして、お互いに学び、工夫し、成長しながら、やりがいのある仕事を一緒につくっていきましょう。

ペンギン

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。


ペンギン

「ファーストペンギン」って知っていますか?
ペンギンは海へ飛び込んで魚を捕ります。でも海の中には、アザラシやシャチなどの天敵がいて危険がいっぱいです。そのため、海辺にはたくさんのペンギンが並びますが、まごつくだけでなかなか海にと飛び込みません。まるで、誰かが先に行ってくれるのを待っているかのようです。そんな空気が流れる中、勇気を出して最初に海へ飛び込む一羽がいます。それが「ファーストペンギン」です。
もちろん危険はあります。でも、その「ファーストペンギン」に勇気を貰い、仲間たちも次々に海へ向かいます。
今では、この”ファーストペンギン”は「誰よりも先に新しいことへ挑戦する人」という意味で使われています。そして今、世の中ではAIの進化によって、この”ファーストペンギン”がますます重要になっています。
例えばアフラックでは、AIアバターによる電話対応を本格導入して、これまで約1,600人が担当していたカスタマーサポート業務の人員を、将来的には半数にして、約500億円規模のコストカットを目指すと発表しています。
これは「人がいらなくなる」という話ではなく、出来る仕事はAIに任せ、私たちは人にしかできない仕事へ力を注ぐ時代になった、ということです。医療も同じです。受付、電話対応、予約管理、簡単な書類作成などは、近い将来、AIが担うと考えられています。だからこそ、私たちに求められるのは、今までとは異なった、「自分にしかできない仕事、オリジナリティー」を増やしていくことです。
当院でも今後、AI導入による様々な仕事の軽減が予想されます。その際、余裕のできた時間で、AIには出来ない更に高度な書類作成や事務作業、患者さんへのワンランク上の接遇などに、積極的にチャレンジして頂きたいと思っています。
もちろん、新しい仕事にはリスクや困難があり、不安や煩わしさを感じると思います。でも、新しいことに挑戦して、一歩踏み出す人がいると、必ずその後に続く人達がいます。まさにファーストペンギンです。
当院は、誰か一人が引っ張るクリニックではなく、院長の私を含め、スタッフ一人ひとりの挑戦が積み重なり、みんなで成長していくクリニックでありたいと思っています。失敗を恐れないでください!挑戦した経験は必ず次につながります。
勇気ある小さな一歩が、クリニック全体を大きく成長させる力になります。
これからの時代、「まずやってみよう」と思える人が、最も価値のある人材になります。恐れず、新しい事に挑戦しましょう。
あなたの小さな一歩が、次の誰かの背中を押します。その挑戦の積み重ねが、患者さんを笑顔にし、仲間を成長させ、私たちのクリニックをさらに高みへと進化させてくれます。
勇気を出して、当院のファーストペンギンになってください。

大腸がん ~早期発見で「治る」がんです~

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

日本では食生活の欧米化や高齢化に伴い、大腸がんが年々増えています。しかし、大腸がんは早期に発見すれば治癒が期待できるがんであり、大腸カメラによる検査が命を守る大きな力になります。

大腸がんの三大症状

・血便(便に血が混じる)

・便通異常(便秘や下痢を繰り返す)

・腹痛・腹部の張り

初期には症状がほとんどないことも多いため、「症状がないから大丈夫」とは言えません。

大腸がんの5つのリスク因子

① 40歳以上

② 血縁者に大腸がん・大腸ポリープの方がいる

③ 高脂肪食(チーズ等乳製品、揚げ物、炒め物が多い)

④ 加工肉(ハム、ソーセージ等)、赤肉(牛肉)が多い

⑤ アルコールの多飲(習慣飲酒)

一つでも当てはまる方は、一度大腸カメラをご検討ください。

ステージ別5年生存率

ステージⅠ:約99% 

ステージⅡ:約90% 

ステージⅢ:約80% 

ステージⅣ:約20% 

この数字が示すように、早期発見と早期治療が何より重要です。

大腸カメラは、がんを早期発見するだけでなく、がんになる前のポリープを切除することで、大腸がんそのものを予防できる数少ない検査です。

便潜血陽性と言われた方、40歳を過ぎて一度も検査を受けたことがない方、ご家族に大腸がんの方がおられる方は、ぜひ一度ご相談ください。

未来の健康を守る第一歩は、大腸カメラから始まります。

便潜血陽性

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

高槻で便潜血陽性と言われたら

健康診断や高槻市の大腸がん検診で、

「便潜血陽性でした」「精密検査を受けてください」

と言われ、不安になっていませんか?

実は、便潜血陽性=大腸がんというわけではありません。

しかし、「症状がないから大丈夫」と放置してしまうことはおすすめできません。

便潜血陽性で大腸がんが見つかる確率は?

便潜血陽性となった方が大腸内視鏡検査を受けると、

約40~50%に大腸ポリープ

約3~5%に大腸がん

が発見されると報告されています。

つまり、100人の便潜血陽性の方のうち、3~5人程度に大腸がんが見つかる可能性があります。

一方で、早期の大腸がんや前がん病変である大腸ポリープは、内視鏡で発見・治療できることが少なくありません。

 できるだけ早めの内視鏡検査をおすすめします。

便潜血陽性となった場合は、なるべく早めに大腸内視鏡検査を受けましょう。

一般的には、

「2か月以内の受診」

を目安としていただくことをおすすめしています。

便潜血陽性をそのままにしてしまうと、

早期がんの発見機会を逃す

ポリープが大きくなる

病気が進行してから見つかる

可能性があります。

「忙しくて後回しにしていた」「症状がないので様子を見ていた」

という方も少なくありませんが、症状がない段階だからこそ検査を受ける意味があります。

勤勉!

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。



私たちは仕事でも勉強でも、「一生懸命頑張っているのに成果が出ない」という経験をすることがあります。そんなときに思い出したいのが、ドイツ陸軍総司令官ハンマーシュタインの有名な人材論です。
将軍は部下を能力と勤勉さで以下の4つに分類しました。
1.「有能で勤勉な者」 2.「有能で怠惰な者」
3.「無能で勤勉な者」 4.「無能で怠惰な者」です。そして、有能で勤勉な者は参謀向き、有能で怠惰な者は最高指揮官向き、無能で怠惰な者は単純業務向きと評価しました。
一方で、最も危険なのが「無能で勤勉な者」だと述べています。判断力が十分でないにもかかわらず行動力だけはあるため、誤った方針を熱心に推進し、周囲に無駄な仕事や損害を生み出してしまうからです。本人は真面目で善意で行動しているため、問題が見えにくいという特徴もあります。
頑張っているのに成果が出ないとき、私たちは「もっと努力しよう」と考えがちです。しかし、本当に必要なのは努力量を増やすことではなく、成果が出ない原因やボトルネックを見つけることなのです。方向性が間違っていれば、どれだけ頑張っても望む結果には近づけません。逆に原因を正しく見つけて改善できれば、成果は大きく伸びるはずです。
そして最も注意すべきなのは、自分が「無能で勤勉」の状態に陥っていることに気付かないことです。そのようなときは、自分だけで判断せず、職場の上司や同僚、会議の決定事項や友人の意見に耳を傾けることが大切です。
また、周囲にそのような人を見つけたときは、否定したり責めたりするのではなく、何を目指しているのか、どこでつまずいているのかを一緒に整理し、努力の方向性を示してあげましょう。熱意は貴重な才能です。だからこそ、その力を正しい方向へ導くことが重要です。
知らないうちに「無能な勤勉」に陥らないよう、お互い気を付けましょう。そして、もしそのような人を見つけたら、お互い上手に支え、成長につながる様に助け合いましょう。

静と動!

(みんなで超一流になる!) 

( 森田内科のミミッション:地域医療に貢献して、人を幸せにする。 )

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

                                                                                                                                                              2026/05/30

今月の雑感:静と動!

古来、中国の陰陽説では、この世界の多くの事象は対になる存在で成り立つとされています。例えば、陰と陽、天と地、女と男、静と動――どちらか一方だけではなく、互いに補い合いながらバランスを保っています。身近な例では、音楽における音符と休符、日常における仕事と休息も同様の関係と言えるでしょう。

森田内科では、このゴールデンウィークに全員で有休を取得し、8日間の休暇としました。私は今回、旅行などの大きな予定は入れず、自宅でゆっくりと過ごしました。家には小さな庭と池があり、メダカを飼っています。

普段は忙しさに追われ、庭の手入れも必要に駆られて急いで済ませるだけで、特に何かを感じることはありませんでした。しかし、休暇中のゆとりある時間の中で庭に出てみると、枝葉からのこぼれ日や揺れる葉の音、水の流れに心地よさを覚え、自分がいかに仕事に忙殺されていたかに気づかされました。同時に、貴重な日常の一場面に気づかず過ごしていたことも実感しました。

「渡ってみて初めて浮かぶ瀬もある」という言葉がありますが、今回私はむしろ「止まって初めて見える景色がある」ことを強く意識するようになりました。音楽でも、上級者ほど“間”を大切にし、音を止めることで全体を活かします。つまり、“動”を活かすには、“どう動くか”以上に“どう止まるか”が重要なのです。

休暇を単なるレジャーとして過ごすか、一歩進めて感性を磨く時間とするかで、その後の仕事の質や効率は大きく変わってくるのではないでしょうか。「光が強いほど、影は濃くなる」と言われます。PCやAIを活用し、より生産性の高い仕事を目指すからこそ、自分に合った質の高い休日が必要です。

これからも、しっかりと休暇を取り、皆さんとともに、仕事だけではなく休暇にもこだわる、“いけてる仕事人”を目指していきましょう。

AI!

(みんなで超一流になる!) 

( 森田内科のミミッション:地域医療に貢献して、人を幸せにする。 )

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

                                                                                                                                                              

今月の雑感:AI!

    春、新しいシーズンの始まりです。森田内科でも、4月から予約システムを刷新しました。この刷新にあたって、院長の私はノータッチ、事務員さん、看護師さんが案を出し合い、完成させてくれました。このスタッフ力の凄さに、皆さんの大いなる成長を感じずにはいられませんでした。AI全盛の時代になりつつありますが、当院スタッフの皆さんはAI時代の勝ち組になると確信いたしました。

    今回、これを機にAI時代に求められる人材についてAIで調べてみました。その結果、3つの答えが返ってきました。まずは、AIは“問いの質”で性能が決まるため、課題設定力の高い人材が求められ、そのために問題の本質を見抜く力、優先順位をつける力を養う必要があります。次に、AIの提案を実行する場合、最終判断と責任は人間に残るため、意思決定力+責任を持てる人材が求められ、リスクを引き受ける判断力と責任感を養う必要があります。最後は人間理解・共感力の高い人材です。この分野は現時点のAIが最も苦手な領域であり、相手の感情・背景を理解する力、信頼関係を構築する力、チームを動かすリーダーシップを培う必要があります。

    ますます進歩するAIとこれからも楽しく仕事ができる、”自立した仕事人”をめざして、お互い切磋琢磨してスキルアップしていきましょう!

発表します!

(みんなで超一流になる!) 

( 森田内科のミミッション:地域医療に貢献して、人を幸せにする。 )

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

                                                                                                                                                              2026/04/24

今月の雑感:発表します!

    春、新しいシーズンの始まりです。森田内科でも、4月から予約システムを刷新しました。この刷新にあたって、院長の私はノータッチ、事務員さん、看護師さんが案を出し合い、完成させてくれました。このスタッフ力の凄さに、皆さんの大いなる成長を感じずにはいられませんでした。AI全盛の時代になりつつありますが、当院スタッフの皆さんはAI時代の勝ち組になると確信いたしました。

    今回、これを機にAI時代に求められる人材についてAIで調べてみました。その結果、3つの答えが返ってきました。まずは、AIは“問いの質”で性能が決まるため、課題設定力の高い人材が求められ、そのために問題の本質を見抜く力、優先順位をつける力を養う必要があります。次に、AIの提案を実行する場合、最終判断と責任は人間に残るため、意思決定力+責任を持てる人材が求められるため、リスクを引き受ける責任感を養う必要があります。最後は人間理解・共感力の高い人材です。この分野は現時点のAIが最も苦手な領域であり、相手の感情・背景を理解する力、信頼関係を構築する力、チームを動かすリーダーシップを培う必要があります。ますます進歩するAIとこれからも楽しく仕事のできる、”自立した仕事人”をめざして、お互い切磋琢磨してスキルアップしていきましょう!

22日に、当院看護師の樋口さんが「炎症性腸疾患における看護師の役割」について、地域の研究会で発表を行います。今回の発表は、私が提案した構想をもとに、事務員さんによるデータの整理、さらに看護師の皆さんの現場目線の意見を取り入れながら、みんなでブラッシュアップしてきました。その結果、当初の想定以上に、完成度の高い内容に仕上がっています。

   「教えるは学びの半ば」という言葉があります。これは人に物を教えるということは、生半可な知識や教養では教えられない。自分の知識のあいまいなところを、はっきりとさせて、その後でなければで人に教えることはできない。したがって、教えるということは、自分の勉強にもつながるという意味です。今回、まさにこの言葉を実感しています。私自身も久しぶりに発表準備に関わり、大学病院時代の学会発表を思い出しながら、とても良い学びの機会になりました。樋口さんはもちろん、関わっていただいた看護師の皆さんにとっても、同じような手応えのある経験になるのではないかと思います。

   そしてもう一つ、今回感じたのがAIの力です。昔のように多人数でリハーサルを重ねる形ではなく、AIを活用しながら、構想の整理からスライド作成、原稿の校正・改善まで効率よく進めることができました。まだ発展途上ではありますが、今後の活用次第で、私たちの働き方や学び方を大きく変えていく可能性を確信しました。

今回の講演は、日々の診療や看護の質向上につながるヒントが多く含まれています。せっかくの機会ですので、「少しでも学びになりそうだな」と感じた方は、ぜひ気軽に参加してみてください。

当日はお弁当も用意されています。一緒に学びの時間を共有できればと思います。

ご参加、お待ちしています。

塩!

(みんなで超一流になる!)
( 森田内科のミミッション:地域医療に貢献して、人を幸せにする。 )
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身
2025/02/20

今月の雑感:塩!
現在、高槻市では内科クリニックが数多く開設され、患者さんに選ばれるための環境が一段と厳しくなっています。このような状況下で大切なのは、「少しの差」を積み重ねることです。その一つとして、当院ではこれまで9時開始としていた電話対応を、出勤後から開始する体制へと変更しようと考えています。中国・孫氏の兵法には「先んずれば人を制す」という言葉があります。日本では「早起きは三文の徳」、英語にも “The early bird catches the worm.”(早起きの鳥は虫を得る)ということわざがあります。古今東西、早く動くことが成果につながると繰り返し語られてきました。朝一番の電話は、患者さんにとって「最初の接点」であり、その一瞬の対応が受診の決め手になることも少なくありません。
一方で、忙しいときほど意識したいのが、柔らかく落ち着いたコミュニケーションです。感情は出さない、特に「怒り」の感情は医療現場では御法度です。聖書には「言葉は塩で味付けされたものにしなさい」とあり、徳川家康も「怒りは敵と思え」と戒めています。「怒りの感情」は判断力を鈍らせ、周囲とのコミュニケーションを断絶させます。その結果、情報共有が不十分となり、医療事故につながる事例も報告されています。医療現場では感情を自覚し、適切にコントロールする正しいアンガーマネジメントが不可欠です。しかしながら、状況が切迫すると、無意識のうちに感情や評価が先に出てしまいがちですが、それでは、問題の改善には決してつながりません。まずは事実だけを共有し、そのうえで「どうすればよいか」を一緒に考える姿勢が、チームの安心感と信頼関係を守ります。また、忙しいときは言葉が鋭くなりやすくなります。そのような場面では、例えば「無理です」という表現を「別の方法を考えたほいがいいかもしれませんね」や「もう少し時間が必要だと思います」と言い換えたり、語尾を柔らかくすることを意識したりするだけで、相手の受け取り方は大きく変わります。感情に任せて話さない工夫を重ねることが、円滑なコミュニケーションを生み、結果として安全な医療につながります。
朝一番からの明るい電話対応と、感情に流されない冷静で温かなコミュニケーション。この二つを識することで、患者さんの信頼は確実に高まり、増患へとつながります。チーム一丸となって取り組んでいきましょう。