月別アーカイブ:2025年9月

七転び八起き!

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

今月の雑感:七転び八起き!
   まだ7月中旬ですが、連日酷暑が続き、熱中症が危惧される季節です。水分、塩分を適切に接種して熱中症を予防しましょう!
   ところで、森田内科では8月4日より、電子カルテを一新します! 旧カルテは約15年間使い続け、微調整を重ねて、手足の様に自由自在に使いこなしていた、クリニックにとっては最も重要なアイテムの一つです。
大量の情報と、様々な面での使いやすさの工夫が施されています。このため、短期間に旧カルテの情報や機能を全て新カルテに移すことは不可能です。必要最小限の情報と機能を新カルテに移行し、新カルテを8月4日までに通常診療に耐えられるレベルにチューン・アップする必要があります。
これを、日常の実臨床をこなしながら行うことは至難の業だと思います。ここで大切なことは、事務員、看護師、医師が、自分の分野は当然として、他の分野にまたがる内容を意識して、問題点と解決策の共有をスムーズに行うことです。
お互いの意識の微妙な違いが、結果に大きな影響を及ぼし、失敗すこともあると思います。
しかしながら、親兄弟、夫婦でさえも完全に理解し合うことは不可能で、失敗しても恐れず、諦めず、前向きな姿勢で関係性を継続することによって、大きな成果や”やりがい”が得られると思います。これは全くの私見ですが、仕事とは「目的を達成するために、相手と前向きな作業を継続すること」、プルフェッショナルとはその能力を持っている人だと思っています。

見えていない!?

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

今月の雑感:見えていない!?
   聖書の中に「見えても見ず、聞こえても聞かず、理解できない」(マタイ13章13節)という有名な聖句があります。同じものを見たり、聞いたりしても、それを見る人、聞く人の知識、感性や人間性により、見え方や聞こえ方が違うということです。
   中学生の時に美術の教科書でミレーの「落穂拾い」をみました。その時は「のどかな田舎の農作業風景」という印象しか持ちませんでした。大人になり、美術館でこの絵と再会した時、「落穂拾い」の解説を読んで、ミレーが貧窮のどん底にあり、一時は自殺も考えたという、そういう時期に描かれた作品であるということ。「落穂拾い」とは、刈り取りの終わった畑に落ちている糧を一粒一粒拾っていく、最も貧しい農民が行うつらい労働であり、背景に裕福な農民が多くの収穫物を抱えて畑から去っていく姿が描かれていることを知りました。また、「落穂拾い」は聖書に由来する習慣であり、聖書の中に「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落穂を拾い集めてはならない。…これらは貧しい者のために残しておかねばならない。」と、書かれてあります。
   知識や感性が未熟な時「のどかな田舎の農作業の風景画」に見えた絵は、実は「奥深い格差社会の風刺絵」であり、悲哀に満ちた絵であったわけです。
   私達は、同じものを見たり聞いたりしても、そのものに対する解釈が異なる時があります。その時は、違う目線、特に相手の目線に立って考えると、より理解が深まると言われています。この文章を読んだ方々も、いろいろな感想を持つと思います。お互い、ありのままに見る目、聞く耳を持てるように頑張りましょう!