「FODMAP」って知っていますか?

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

こんにちは。

森田内科・胃腸内科で事務をしているスタッフです。

先日、診察中に看護師さんの代わりに診察室へ入る機会がありました。

そのとき、先生が患者さんに説明されていたのが、**「FODMAP(フォドマップ)」**という言葉。

「……FODMAPって何だろう?」

恥ずかしながら、私はそのとき初めて聞きました。

せっかくなので、診察が終わってから少し調べてみることにしました。

FODMAPって、何のこと?

FODMAPは、実は英単語の頭文字をつなげた言葉なんだそうです。

難しい言葉が並ぶので全部覚える必要はありませんが、簡単にいうと、

「お腹の中で吸収されにくく、腸で発酵しやすい糖質のグループ」のことです。

人によっては、FODMAPを多く含む食品を食べると、

・お腹が張る、ガスがたまる

・お腹がゴロゴロする

・下痢や便秘

・腹痛など

の症状につながることがあります。では、どんな食べ物があるのでしょう?

例えば、比較的FODMAPが多い食品には、

玉ねぎ、にんにく、小麦を使ったパンやパスタ、りんご、梨、牛乳、ヨーグルト、はちみつなどがあります。

「えっ、普段食べているものが結構ある!」と、私も少し驚きました。

一方で、比較的取り入れやすい食品としては、

ごはん、卵、肉や魚、にんじん、トマト、キウイ、みかん、豆腐などがあります。

ただし、ここで大切なのは、

「FODMAPが多い食品=悪い食品」ではないということ。

大切なのは「制限」より「自分に合う食事」

ここが、今回私が一番勉強になったところです。

FODMAPを意識した食事は、高FODMAP食品を一生食べないようにするものではありません。

症状がある場合には、食事を一時的に調整し、その後少しずつ食品を戻しながら、

「これは大丈夫」

「これは量が多いとお腹が張るかも」

と、自分に合う食べ方を探していく考え方があります。

同じ食品でも、食べる量やその日の体調によって症状が変わることもあるそうです。

私自身、今回診察室で先生のお話を聞かなければ、FODMAPという言葉を知ることもなかったと思います。

事務スタッフは診察をする立場ではありませんが、患者さんのそばで仕事をするからこそ、こうした知識を少しずつ身につけていきたいな、と感じました。

「お腹が張るのは体質だから仕方ない」

「便秘や下痢を繰り返しているけど、どこに相談したらいいのかな?」

そんなふうに悩んでいる方も、まずはお気軽にご相談ください。

食事も体調も、人それぞれ。

無理に我慢するのではなく、ご自身のお腹とゆっくり向き合っていきましょう。