月別アーカイブ:2025年3月

かえる

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

 

今月の雑感:かえる

「ふるいけや、かわずとびこむ水のおと」、自然の“静”と水の音という“動”を対比させ、両者をより際立たせるという、“わび”、“さび”の極致、だれもが知る芭蕉の名句です。かえるは“戻ってくる”という意味の「帰る」、「返る」と読みが同音であるため、かえるの置物は「無事に帰ってくる。」、「失くした物や、お金が返ってくる」願掛けとして用いられ、縁起の良い動物とされています。その一方、「井の中の蛙、大海を知らず」や「かえるの子はかえる」など、無知や無能の象徴として扱われることもあります。

ところで、ビジネスの世界には「ゆでガエルの法則」と呼ばれる面白い話があります。それは、かえるを熱い湯の中に放り込むと慌てて逃げ出しますが、水を入れた鍋に、かえるを入れてゆっくりと煮込むと、かえるは温度上昇に気が付かず、逃げずに茹で死にしてしまうというものです。過去の成功や習慣を引きずり、学び、改善、挑戦といった成長や改革に不可欠な行動を怠ることによって、環境の変化に順応できず、ビジネスで失敗する企業や個人を例える時によく引用される言葉です。ガラケーにこだわり、スマホに出遅れた日本やヨーロッパの携帯電話会社。深刻な気候変動にも拘わらず、地球温暖化に取り組まない国、企業や個人は正に“ゆでガエル”と言えます。

では、ゆでガエルにならないためにはどうすればいいのでしょうか? それには、2つの方法があります。一つは、より大きな集団での、最新の基準と比べるということです。ビジネスマンなら、売り上げ成績を同じ部署の仲間だけと比べるよりも、全国順位を知ることで、自分立ち位置を正しく判断して、適切な行動をとることができます。孫子の「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」というやつです。もう一つは、合理的でないこと、つまり“おかしい”、“不便”と感じたことを放置せず、正解や改善策がないか、グローバルスタンダードを確認することです。自動車を生んだ国アメリカのフォード、クライスラーを抜いたトヨタのスローガンは「カイゼン:KAIZEN(現状に満足せず、より良い状態に変化し続けること)」です。これからも、いつまでも現役、20代、30代の“疑問を持てるフレッシュさ”を持って仕事に取り組んでいきたいものです。

ところで本当のお話ですが、熱い湯の中にかえるを入れると逃げる前に死んでしまい、水を入れた鍋でカエルを煮ると、かえるは慌てて逃げ出すそうです・・・。

ニューオータニ

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

 

今月の雑感:ニューオータニ

8月も下旬となり、台風の来襲とともに秋の訪れを感じる季節となりました。今秋から我が国初となる、一部公費負担のコロナワクチン接種が始まります。今年の冬は どんな発熱外来になるのか、想像もつきませんが、そろそろ繁忙期を意識して準備するべき時期に来ています。繁忙期をスムーズに乗り切れる様、各グループで話し合いを始めて下さい。ところで、久しぶりに東京の研究会に出席する機会を得、ホテルニューオータニに宿泊してきました。

十数年前、まだ大学病院に勤務していた頃、帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニが日本のホテル御三家と言われ、消化器関係の学会が時々開催されていたので、ニューオータニにはちょくちょく行っていました。当時は高そうなスーツに身を包んだ日本のビジネスマンや国内観光客が中心で、パラパラと海外の方々がビジネスや観光で訪れているといった印象でした。ところが今回は外国の方々がほとんどで、日本人はまばら、英語が飛び交い、まるで外国のホテルに居るようで、少し肩身の狭い思いをしました。昨今の円安、経済力の低下に伴い、日本の高級ホテルでは日本人は働くだけで、利用しているのは主に外国人という話を聞いたことがありますが、正にそれを実感する有様でした。一昔前、1ドルが100円程度の時、日本人が東南アジアのリゾートに宿泊して、現地の方々は経済力が弱くて宿泊できず、ホテルで働くだけということの逆転現象が、今の日本で起きていることを痛感しました。更に、現在東京や各地のリゾートでは外資系ホテルが進出して、そこで日本人が低賃金で働き、本来日本に落ちるはずのインバウンドの外貨が国外に流出するという現象が起きています。インフレ、円安で青息吐息の日本経済、特にインフレは輸入原材料費の高騰による外的要因が主な原因で、当分この状態は続くと言われています。医療は価格が厚労省により定められているため、インフレに対する対応が取りにくく、苦しい状況が続くと考えられますが、職員一同知恵を絞ってこの難局を乗り切っていきたいと考えています。

続けるには!

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

 

今月の雑感:続けるには!
私事ですが、16歳からエレキギターを始め、独学で趣味程度に弾いてきました。簡単なロックやポップスであれば、楽譜が無くても、耳で聴くだけでその曲を弾けるくらいになり、アマチュアとしては中級者レベルかなと、自己評価していました。ふとしたことから、ジャズに興味を持ち、ジャズギターを習い始めました。ジャズは19世紀末から20世紀初頭にニューオリンズでブルースなどから発展してできた音楽とされています。複雑なコードやスケールを使ったアドリブ(曲のキーやコードに合わせて即興演奏すること)が特徴の一つとされています。アドリブはセッションに参加する上での必須スキルで、このアドリブが出来る様になりたくてジャズギターを習い始めました。
習い始めてまず気づいたことは、ジャズでアドリブを演奏するには、ある程度音楽理論を理解して実際の演奏に応用する能力が要求されるということです。例えば演奏する曲に使われているコードの構成音、コード進行、曲調(キー)を把握した上で、使えるスケール(音階)を瞬時に導き出してリズムに合わせて弾かなければなりません。実際に演奏する時は、足でリズムを取り、頭の中でテーマのメロディーを鳴らしながら、コード進行を意識してアドリブを弾きます。研鑽を積み、慣れてくるとできる事なのでしょうが、ジャズ初心者の私には気の遠くなる様な道のりに感じました。それから朝4時に起きて1時間ギターを弾き、5時から2時間、診察の予習をする日々を2カ月間続け、なんとなくアドリブっぽいものが弾けるようになりました。まだまだこれからの段階ですが、一歩ずつ頑張っていこうと思っています。
今回この2カ月間、朝早起きしてギターの練習をしてみて痛烈に感じたことがあります。それは、①好きだから続けられる、②目標があるから続けられる、③仲間がいるから続けられる、ということです。仕事も同じだと思います。仕事でも、①医療という重要な社会貢献にやりがいを感じること、②現状に満足せず次のステージを意識すること、③良い人間関係を築く事に、頑張っていきたいと思っています。これからも宜しくお願いします。