森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身
高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
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このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。
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今月の雑感:裏表
11月も半ばを過ぎました。あと2週間足らずで忘年会という時期ですが、内視鏡検査中に暑くて、たまらずクーラーをつけてしまう日が続いています。地球温暖化の影響かと調べてみると、世界の平均気温は過去100年で0.74℃上昇し、平均海面水位は17cm上昇し、近年になるほど上昇傾向が加速しているそうです。日本の大都市ではこれにヒートアイランド現象が加わり、100年で約2~3℃上昇しているそうです。温暖化は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加が原因とされていますが、日本は二酸化炭素排出量で世界第5位(1位中国 2位アメリカ 3位インド 4位ロシア)国を挙げての対策が望まれます。
ところで、普段この町では「ここ!」と決めている時計屋さんがありました。特に大切にしている古い時計の修理や電池交換などでは、親身に対応して頂き、頼りにしていました。ある時、旅行からの帰りに、その時計屋が入っているビルの近くに土産物を置き忘れてしまい、探すことになりました。いくら探しても見つからず、ビルの管理部署に届いていないか確かめることにしました。管理部署がどこにあるか聞こうと思い、その時計屋に入ったところ、ベテランらしい店員さんが愛想よく出てきて、用件を尋ねてくれました。土産を置き忘れたこと、管理部署を探していることを伝えたところ、その店員さんの態度が急に変わり、非常に冷たく、事務的になり、管理部署の場所を教えてくれました。客ではない者に愛想よくする必要はないと思いますが、あまりの態度の豹変ぶりに、お店の信頼感は崩れ、喪失感でいっぱいになりました。
人は「より良く思われたい」、「本音を隠したい」、「損得を考える」時に二面性を持つそうですが、人に二面性があることは仕方が無いことだと思います。でも、なるべく嘘がないように、あるがままの自分で人に接することが出来るようになりたいものです。そのためには、いつも自分を磨き、内面から輝く品格身につけるしかないようです。どんな時も患者さん気持ちよく接することのできる医療のプロフェッショナルを目ざして、お互い切磋琢磨しましょう!
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今月の雑感:ブラッセリ―24℃
10月もあと2週間足らずとなりました。森田内科では毎年11月の最終土曜日を忘年会の日と定めて、当番制で幹事を決めて会食を行っています。今年はいろいろと思案した結果、ブラッセリ―24℃というフレンチのお店に行くことに決まりました。この店は〆(しめ)にフォアグラ丼が出てくることで知られていて、
12年くらい前に忘年会で行ったことがあり、今回が2回目となります。
高槻は、大阪府下では大阪市、堺市に次いで3番目に飲食店の多い町で、飲食店間の競争が激しく、良くない店はどんどん潰れていきます。そんな厳しい環境で、10年以上店を維持していくには、なんらかの魅力が必要になります。自分がクリニックを経営する立場になってから、久しぶりに行く飲食店では、その店の変わったところと変わらないところをチェックして、その店が生き残ってきた秘訣を自分なりに分析したり、以前に来た時の自分のクリニックと現状を比較して、自分のクリニックの成長と、その店の成長を比較したりすることが習慣になりました。12年前と今のクリニックを比較すると、自分を含めたスタッグ全員の知識や技術はあらゆる面で段違いのレベルアップをしていると思います。
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今月の雑感:かえる
「ふるいけや、かわずとびこむ水のおと」、自然の“静”と水の音という“動”を対比させ、両者をより際立たせるという、“わび”、“さび”の極致、だれもが知る芭蕉の名句です。かえるは“戻ってくる”という意味の「帰る」、「返る」と読みが同音であるため、かえるの置物は「無事に帰ってくる。」、「失くした物や、お金が返ってくる」願掛けとして用いられ、縁起の良い動物とされています。その一方、「井の中の蛙、大海を知らず」や「かえるの子はかえる」など、無知や無能の象徴として扱われることもあります。
ところで、ビジネスの世界には「ゆでガエルの法則」と呼ばれる面白い話があります。それは、かえるを熱い湯の中に放り込むと慌てて逃げ出しますが、水を入れた鍋に、かえるを入れてゆっくりと煮込むと、かえるは温度上昇に気が付かず、逃げずに茹で死にしてしまうというものです。過去の成功や習慣を引きずり、学び、改善、挑戦といった成長や改革に不可欠な行動を怠ることによって、環境の変化に順応できず、ビジネスで失敗する企業や個人を例える時によく引用される言葉です。ガラケーにこだわり、スマホに出遅れた日本やヨーロッパの携帯電話会社。深刻な気候変動にも拘わらず、地球温暖化に取り組まない国、企業や個人は正に“ゆでガエル”と言えます。
では、ゆでガエルにならないためにはどうすればいいのでしょうか? それには、2つの方法があります。一つは、より大きな集団での、最新の基準と比べるということです。ビジネスマンなら、売り上げ成績を同じ部署の仲間だけと比べるよりも、全国順位を知ることで、自分立ち位置を正しく判断して、適切な行動をとることができます。孫子の「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」というやつです。もう一つは、合理的でないこと、つまり“おかしい”、“不便”と感じたことを放置せず、正解や改善策がないか、グローバルスタンダードを確認することです。自動車を生んだ国アメリカのフォード、クライスラーを抜いたトヨタのスローガンは「カイゼン:KAIZEN(現状に満足せず、より良い状態に変化し続けること)」です。これからも、いつまでも現役、20代、30代の“疑問を持てるフレッシュさ”を持って仕事に取り組んでいきたいものです。
ところで本当のお話ですが、熱い湯の中にかえるを入れると逃げる前に死んでしまい、水を入れた鍋でカエルを煮ると、かえるは慌てて逃げ出すそうです・・・。
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今月の雑感:ニューオータニ
8月も下旬となり、台風の来襲とともに秋の訪れを感じる季節となりました。今秋から我が国初となる、一部公費負担のコロナワクチン接種が始まります。今年の冬は どんな発熱外来になるのか、想像もつきませんが、そろそろ繁忙期を意識して準備するべき時期に来ています。繁忙期をスムーズに乗り切れる様、各グループで話し合いを始めて下さい。ところで、久しぶりに東京の研究会に出席する機会を得、ホテルニューオータニに宿泊してきました。
十数年前、まだ大学病院に勤務していた頃、帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニが日本のホテル御三家と言われ、消化器関係の学会が時々開催されていたので、ニューオータニにはちょくちょく行っていました。当時は高そうなスーツに身を包んだ日本のビジネスマンや国内観光客が中心で、パラパラと海外の方々がビジネスや観光で訪れているといった印象でした。ところが今回は外国の方々がほとんどで、日本人はまばら、英語が飛び交い、まるで外国のホテルに居るようで、少し肩身の狭い思いをしました。昨今の円安、経済力の低下に伴い、日本の高級ホテルでは日本人は働くだけで、利用しているのは主に外国人という話を聞いたことがありますが、正にそれを実感する有様でした。一昔前、1ドルが100円程度の時、日本人が東南アジアのリゾートに宿泊して、現地の方々は経済力が弱くて宿泊できず、ホテルで働くだけということの逆転現象が、今の日本で起きていることを痛感しました。更に、現在東京や各地のリゾートでは外資系ホテルが進出して、そこで日本人が低賃金で働き、本来日本に落ちるはずのインバウンドの外貨が国外に流出するという現象が起きています。インフレ、円安で青息吐息の日本経済、特にインフレは輸入原材料費の高騰による外的要因が主な原因で、当分この状態は続くと言われています。医療は価格が厚労省により定められているため、インフレに対する対応が取りにくく、苦しい状況が続くと考えられますが、職員一同知恵を絞ってこの難局を乗り切っていきたいと考えています。