日別アーカイブ:2025年8月25日

カイゼン

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

政府の勧める電子カルテのクラウド化により、森田内科では苦渋の選択ですが、電子カルテを一新することにしました。しかも、業務の効率化とコスト削減を両立させるため、新しい電子カルテ導入後から、現行の予約システムから、電子カルテに付属されている予約システムに移行することを決めました。予約システムは各社特徴が違うため、移行の作業は大変で、現在五里霧中、途方に暮れる毎日です。
    何かをする時一番大切なことは、まずゴールを決める事です。次に考え、頭の中でゴールまでの具体的な道筋のイメージを膨らませ、そして膨らませたイメージやアイデアを具体的に文章、表や設計図として視覚化することです。いわゆる、”たたき台”とか”原案”と呼ばれるものをまずつくります。最後にその”たたき台”を実際の実行メンバーで検討します。検討のプロセスは①現状の正確な把握(ゴールの正当性、現状の把握、たたき台への理解、たたき台と現状との整合性)、②3Mの排除(3M:ムリ、ムダ、ムラ)、③5Sの促進(整理、整頓、清潔、清掃、躾)を考慮して、”たたき台”を実行可能で有益な”プラン”へと昇華するよう、プランニングしていきます。ここで重要な点が2つあります。1つ目は、このプロセスは”繰り返すことによって完成する”ということ、2つ目は、ゴールはトップダウンですが、プランニングはボトムアップが基本であるということです。つまり、事業計画を立てるということは、リーダーの提案(”たたき台”)をもとに、実際の実行メンバーが検討を繰り返して、”現場で本当に使えるもの”にするということなのです。
   グループのプランとは本来与えられるものではなく、定められた目標達成のため、メンバー全員で主体的に創り上げていくもの、ボトムアップが基本なのです。この精神を貫き、「改善」を世界のビジネス用語「KAIZEN」に変え、世界一の自動車会社になったのが「トヨタ」です。
   我々も、予約システムと電子カルテの刷新という重要かつ困難な課題に対して、トヨタの取り組みを参考に、主体的に取り組んでいきましょう!

一手間

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

今月の雑感:一手間
    2月も下旬になり、1年の6分の1が終わろうとしています。例年節分には近くのスーパー、イオンに巻き寿司を買いに行きますが、今年はその価格上昇にびっくりしました。円安と戦争によるコストプッシュ型のインフレで、インフレに弱い医療業界は青息吐息の状態です。
   医療業界は厚生労働省により、医療行為や薬に対する価格は一律に定められています。どこの医療機関で医療を受けても、どの薬局で薬を購入しても、基本的に価格は同じです。つまり、患者さんは支払う金額で医療機関を選ぶことはありません。また、クリニックでの診察対象となるような風邪、軽症の高血圧や糖尿病では、そんなに治療内容は変わらないと思いまし、逆に変わったら大変です。では患者さんは”何”で受診する医療機関を決めるのでしょうか?一つのヒントとして、ある老舗寿司店の成功談があります。腕が良いと評判の寿司職人であった先代の父が引退し、息子が後を継ぐことになりました。息子もあちこちの有名店で修業し、先代に勝るとも劣らない腕を持っていましたが、父の評判が高すぎて、代替わりで味が落ちたと噂が広まり、客足が減り始める様になりました。寿司職人としてのレベルでは決して先代に負けていないと自信のある息子は、どうすれば客足が戻るか一生懸命に考えました。その結果、先代が口直しに客に出していた漬物に目をつけ、漬物を買わず、料理に合う様に一手間工夫して、自分で漬たものを出す様にしました。しばらくすると、息子は先代を超えたと評判になり。客足が戻ったそうです。ここから学ぶべきことは、ある能力がライバルと同じレベルであれば、その能力を更に鍛える事も大切ですが、違う何かを一手間工夫して、ライバルが持っていない他の能力を身につけることの方が効果的であるということです。
  みんなで知恵を絞って、森田内科で出来る一手間を提供して、いつまでもr来院した患者さんに愛されるクリニック創りをしていきたいと考えています。

その先へ

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

今月の雑感:その先へ
   新年明けまして、おめでとうございます。今年の森田内科の目標は、7つの習慣の”第一の習慣”、「主体性を発揮する」です。では、主体性を発揮するとはどういうことでしょうか? これは主体的な人の対極である、反応的な人を例に挙げると理解し易くなります。反応的な人は、物理的な環境に振り回される人のことです。自分の行動の責任を外的なものに求めます。天気やその日の気分で、自分の態度やパフォーマンスが変化します。反応的な人にとってこのような外的な力はすべて刺激となって、置かれた状況のまま、生じた感情のままに反応することになります。しかしながら、この刺激と反応の間に、人間の最も偉大な力が存在しています。それは、私たちには自分で自分の反応を選ぶ「選択の自由」があるということです。一方、主体的な人は自分の行動の責任を環境や状況のせいにすることはありません。自らの意志で行動を選択できることを知っているのです。簡単に言うと、人や場所によって態度を変えない、周囲がサボっても目標に向かって進み続けられる、”自分”をしっかり持っている人が主体的な人です。
   当院ではこの「主体性を発揮する」」を目標にするのは2回目ですので、年初からのクリニックの変化を少し期待して見守っていました。まだ、1か月も経っていませんが、前回の内視鏡検査結果を調べて注意点を報告してくれたり、調子が悪く修理に出そうと思っていたドアの原因を調べて直してくれたり、補助金制度を自ら調べて申請してくれたりと、看護師さん、事務員さんたちの期待以上の仕事ぶりに、開院15年目の歴史と成長を感じました。「主体性を発揮する」という目標を既に達成し、”その先”へ進んでいるスタッフの方々がいることに、「もっと成長しなければ・・・。」と、モチベーションを啓発する立場でありながら、モチベーションを頂いてしまいました。
   私も今年でもう55歳、気合とパワーでバリバリ仕事をする歳ではなくなりましたが、30年のキャリアを活かして、気負わず、自然体で良い仕事を少なくとも70歳までは続けたいと思っています。その自然体で行う良い仕事の中に、私もスタッフの皆さんに”その先”を感じて貰える様に頑張っていきますので、今年もどうぞよろしくお願いします。