Author Archives: 森田内科・胃腸内科

カイゼン

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。)

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

政府の勧める電子カルテのクラウド化により、森田内科では苦渋の選択ですが、電子カルテを一新することにしました。しかも、業務の効率化とコスト削減を両立させるため、新しい電子カルテ導入後から、現行の予約システムから、電子カルテに付属されている予約システムに移行することを決めました。予約システムは各社特徴が違うため、移行の作業は大変で、現在五里霧中、途方に暮れる毎日です。
    何かをする時一番大切なことは、まずゴールを決める事です。次に考え、頭の中でゴールまでの具体的な道筋のイメージを膨らませ、そして膨らませたイメージやアイデアを具体的に文章、表や設計図として視覚化することです。いわゆる、”たたき台”とか”原案”と呼ばれるものをまずつくります。最後にその”たたき台”を実際の実行メンバーで検討します。検討のプロセスは①現状の正確な把握(ゴールの正当性、現状の把握、たたき台への理解、たたき台と現状との整合性)、②3Mの排除(3M:ムリ、ムダ、ムラ)、③5Sの促進(整理、整頓、清潔、清掃、躾)を考慮して、”たたき台”を実行可能で有益な”プラン”へと昇華するよう、プランニングしていきます。ここで重要な点が2つあります。1つ目は、このプロセスは”繰り返すことによって完成する”ということ、2つ目は、ゴールはトップダウンですが、プランニングはボトムアップが基本であるということです。つまり、事業計画を立てるということは、リーダーの提案(”たたき台”)をもとに、実際の実行メンバーが検討を繰り返して、”現場で本当に使えるもの”にするということなのです。
   グループのプランとは本来与えられるものではなく、定められた目標達成のため、メンバー全員で主体的に創り上げていくもの、ボトムアップが基本なのです。この精神を貫き、「改善」を世界のビジネス用語「KAIZEN」に変え、世界一の自動車会社になったのが「トヨタ」です。
   我々も、予約システムと電子カルテの刷新という重要かつ困難な課題に対して、トヨタの取り組みを参考に、主体的に取り組んでいきましょう!

一手間

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今月の雑感:一手間
    2月も下旬になり、1年の6分の1が終わろうとしています。例年節分には近くのスーパー、イオンに巻き寿司を買いに行きますが、今年はその価格上昇にびっくりしました。円安と戦争によるコストプッシュ型のインフレで、インフレに弱い医療業界は青息吐息の状態です。
   医療業界は厚生労働省により、医療行為や薬に対する価格は一律に定められています。どこの医療機関で医療を受けても、どの薬局で薬を購入しても、基本的に価格は同じです。つまり、患者さんは支払う金額で医療機関を選ぶことはありません。また、クリニックでの診察対象となるような風邪、軽症の高血圧や糖尿病では、そんなに治療内容は変わらないと思いまし、逆に変わったら大変です。では患者さんは”何”で受診する医療機関を決めるのでしょうか?一つのヒントとして、ある老舗寿司店の成功談があります。腕が良いと評判の寿司職人であった先代の父が引退し、息子が後を継ぐことになりました。息子もあちこちの有名店で修業し、先代に勝るとも劣らない腕を持っていましたが、父の評判が高すぎて、代替わりで味が落ちたと噂が広まり、客足が減り始める様になりました。寿司職人としてのレベルでは決して先代に負けていないと自信のある息子は、どうすれば客足が戻るか一生懸命に考えました。その結果、先代が口直しに客に出していた漬物に目をつけ、漬物を買わず、料理に合う様に一手間工夫して、自分で漬たものを出す様にしました。しばらくすると、息子は先代を超えたと評判になり。客足が戻ったそうです。ここから学ぶべきことは、ある能力がライバルと同じレベルであれば、その能力を更に鍛える事も大切ですが、違う何かを一手間工夫して、ライバルが持っていない他の能力を身につけることの方が効果的であるということです。
  みんなで知恵を絞って、森田内科で出来る一手間を提供して、いつまでもr来院した患者さんに愛されるクリニック創りをしていきたいと考えています。

その先へ

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今月の雑感:その先へ
   新年明けまして、おめでとうございます。今年の森田内科の目標は、7つの習慣の”第一の習慣”、「主体性を発揮する」です。では、主体性を発揮するとはどういうことでしょうか? これは主体的な人の対極である、反応的な人を例に挙げると理解し易くなります。反応的な人は、物理的な環境に振り回される人のことです。自分の行動の責任を外的なものに求めます。天気やその日の気分で、自分の態度やパフォーマンスが変化します。反応的な人にとってこのような外的な力はすべて刺激となって、置かれた状況のまま、生じた感情のままに反応することになります。しかしながら、この刺激と反応の間に、人間の最も偉大な力が存在しています。それは、私たちには自分で自分の反応を選ぶ「選択の自由」があるということです。一方、主体的な人は自分の行動の責任を環境や状況のせいにすることはありません。自らの意志で行動を選択できることを知っているのです。簡単に言うと、人や場所によって態度を変えない、周囲がサボっても目標に向かって進み続けられる、”自分”をしっかり持っている人が主体的な人です。
   当院ではこの「主体性を発揮する」」を目標にするのは2回目ですので、年初からのクリニックの変化を少し期待して見守っていました。まだ、1か月も経っていませんが、前回の内視鏡検査結果を調べて注意点を報告してくれたり、調子が悪く修理に出そうと思っていたドアの原因を調べて直してくれたり、補助金制度を自ら調べて申請してくれたりと、看護師さん、事務員さんたちの期待以上の仕事ぶりに、開院15年目の歴史と成長を感じました。「主体性を発揮する」という目標を既に達成し、”その先”へ進んでいるスタッフの方々がいることに、「もっと成長しなければ・・・。」と、モチベーションを啓発する立場でありながら、モチベーションを頂いてしまいました。
   私も今年でもう55歳、気合とパワーでバリバリ仕事をする歳ではなくなりましたが、30年のキャリアを活かして、気負わず、自然体で良い仕事を少なくとも70歳までは続けたいと思っています。その自然体で行う良い仕事の中に、私もスタッフの皆さんに”その先”を感じて貰える様に頑張っていきますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

総括

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このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

今月の雑感:総括
   今年も残すところあとわずかとなりました。当院の経営コンサルタントに聞くと、今年は診療報酬の引き下げ、昨今の円安、インフレのあおりを受けた材料費の高騰により、内科は一般的に5~10%の減収となっている様です。これは時代の流れであり、どうすることもできません。しかしながら、この1年を振り返ってみると、今年は1月から「地域医療に貢献して人を幸せにする。」という、私達のミッションをもう一度見直し、実践することを目標に頑張ってきました。
   診察をしていると、事務さん、看護師さんが患者さんと話す声が聞こえてきます。一昔前と比べると、余裕のある優しくて自信のある声が聞こえて来ます。患者さんが、多すぎず、少なすぎず、試行錯誤して創り上げた予約システムが功を奏し、クリニックはいつも程よい込み具合です。受け入れるしかない利益の減少を除いては、クリニックの運営は100点ではありませんが、上手くいっていると思います。ここまで来るのに14年かかりましたが、やってきたことが確実に実を結び始めていると思います。
   クリニックの来年の目標は、”7つの習慣”の第一の習慣、「主体性を発揮する」です。メンバー一人一人が自ら考え、我々のミッションである「人を幸せにする」ために、今自分が何をすべきか、自ら答えを出して実践できるようになることを目標に、全員で頑張っていきましょう。

 

 

裏表

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今月の雑感:裏表
11月も半ばを過ぎました。あと2週間足らずで忘年会という時期ですが、内視鏡検査中に暑くて、たまらずクーラーをつけてしまう日が続いています。地球温暖化の影響かと調べてみると、世界の平均気温は過去100年で0.74℃上昇し、平均海面水位は17cm上昇し、近年になるほど上昇傾向が加速しているそうです。日本の大都市ではこれにヒートアイランド現象が加わり、100年で約2~3℃上昇しているそうです。温暖化は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加が原因とされていますが、日本は二酸化炭素排出量で世界第5位(1位中国 2位アメリカ 3位インド 4位ロシア)国を挙げての対策が望まれます。
ところで、普段この町では「ここ!」と決めている時計屋さんがありました。特に大切にしている古い時計の修理や電池交換などでは、親身に対応して頂き、頼りにしていました。ある時、旅行からの帰りに、その時計屋が入っているビルの近くに土産物を置き忘れてしまい、探すことになりました。いくら探しても見つからず、ビルの管理部署に届いていないか確かめることにしました。管理部署がどこにあるか聞こうと思い、その時計屋に入ったところ、ベテランらしい店員さんが愛想よく出てきて、用件を尋ねてくれました。土産を置き忘れたこと、管理部署を探していることを伝えたところ、その店員さんの態度が急に変わり、非常に冷たく、事務的になり、管理部署の場所を教えてくれました。客ではない者に愛想よくする必要はないと思いますが、あまりの態度の豹変ぶりに、お店の信頼感は崩れ、喪失感でいっぱいになりました。
人は「より良く思われたい」、「本音を隠したい」、「損得を考える」時に二面性を持つそうですが、人に二面性があることは仕方が無いことだと思います。でも、なるべく嘘がないように、あるがままの自分で人に接することが出来るようになりたいものです。そのためには、いつも自分を磨き、内面から輝く品格身につけるしかないようです。どんな時も患者さん気持ちよく接することのできる医療のプロフェッショナルを目ざして、お互い切磋琢磨しましょう!

ブラッセリ―24℃

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今月の雑感:ブラッセリ―24℃

 

10月もあと2週間足らずとなりました。森田内科では毎年11月の最終土曜日を忘年会の日と定めて、当番制で幹事を決めて会食を行っています。今年はいろいろと思案した結果、ブラッセリ―24℃というフレンチのお店に行くことに決まりました。この店は〆(しめ)にフォアグラ丼が出てくることで知られていて、
12年くらい前に忘年会で行ったことがあり、今回が2回目となります。
高槻は、大阪府下では大阪市、堺市に次いで3番目に飲食店の多い町で、飲食店間の競争が激しく、良くない店はどんどん潰れていきます。そんな厳しい環境で、10年以上店を維持していくには、なんらかの魅力が必要になります。自分がクリニックを経営する立場になってから、久しぶりに行く飲食店では、その店の変わったところと変わらないところをチェックして、その店が生き残ってきた秘訣を自分なりに分析したり、以前に来た時の自分のクリニックと現状を比較して、自分のクリニックの成長と、その店の成長を比較したりすることが習慣になりました。12年前と今のクリニックを比較すると、自分を含めたスタッグ全員の知識や技術はあらゆる面で段違いのレベルアップをしていると思います。

かえる

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今月の雑感:かえる

「ふるいけや、かわずとびこむ水のおと」、自然の“静”と水の音という“動”を対比させ、両者をより際立たせるという、“わび”、“さび”の極致、だれもが知る芭蕉の名句です。かえるは“戻ってくる”という意味の「帰る」、「返る」と読みが同音であるため、かえるの置物は「無事に帰ってくる。」、「失くした物や、お金が返ってくる」願掛けとして用いられ、縁起の良い動物とされています。その一方、「井の中の蛙、大海を知らず」や「かえるの子はかえる」など、無知や無能の象徴として扱われることもあります。

ところで、ビジネスの世界には「ゆでガエルの法則」と呼ばれる面白い話があります。それは、かえるを熱い湯の中に放り込むと慌てて逃げ出しますが、水を入れた鍋に、かえるを入れてゆっくりと煮込むと、かえるは温度上昇に気が付かず、逃げずに茹で死にしてしまうというものです。過去の成功や習慣を引きずり、学び、改善、挑戦といった成長や改革に不可欠な行動を怠ることによって、環境の変化に順応できず、ビジネスで失敗する企業や個人を例える時によく引用される言葉です。ガラケーにこだわり、スマホに出遅れた日本やヨーロッパの携帯電話会社。深刻な気候変動にも拘わらず、地球温暖化に取り組まない国、企業や個人は正に“ゆでガエル”と言えます。

では、ゆでガエルにならないためにはどうすればいいのでしょうか? それには、2つの方法があります。一つは、より大きな集団での、最新の基準と比べるということです。ビジネスマンなら、売り上げ成績を同じ部署の仲間だけと比べるよりも、全国順位を知ることで、自分立ち位置を正しく判断して、適切な行動をとることができます。孫子の「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」というやつです。もう一つは、合理的でないこと、つまり“おかしい”、“不便”と感じたことを放置せず、正解や改善策がないか、グローバルスタンダードを確認することです。自動車を生んだ国アメリカのフォード、クライスラーを抜いたトヨタのスローガンは「カイゼン:KAIZEN(現状に満足せず、より良い状態に変化し続けること)」です。これからも、いつまでも現役、20代、30代の“疑問を持てるフレッシュさ”を持って仕事に取り組んでいきたいものです。

ところで本当のお話ですが、熱い湯の中にかえるを入れると逃げる前に死んでしまい、水を入れた鍋でカエルを煮ると、かえるは慌てて逃げ出すそうです・・・。

ニューオータニ

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今月の雑感:ニューオータニ

8月も下旬となり、台風の来襲とともに秋の訪れを感じる季節となりました。今秋から我が国初となる、一部公費負担のコロナワクチン接種が始まります。今年の冬は どんな発熱外来になるのか、想像もつきませんが、そろそろ繁忙期を意識して準備するべき時期に来ています。繁忙期をスムーズに乗り切れる様、各グループで話し合いを始めて下さい。ところで、久しぶりに東京の研究会に出席する機会を得、ホテルニューオータニに宿泊してきました。

十数年前、まだ大学病院に勤務していた頃、帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニが日本のホテル御三家と言われ、消化器関係の学会が時々開催されていたので、ニューオータニにはちょくちょく行っていました。当時は高そうなスーツに身を包んだ日本のビジネスマンや国内観光客が中心で、パラパラと海外の方々がビジネスや観光で訪れているといった印象でした。ところが今回は外国の方々がほとんどで、日本人はまばら、英語が飛び交い、まるで外国のホテルに居るようで、少し肩身の狭い思いをしました。昨今の円安、経済力の低下に伴い、日本の高級ホテルでは日本人は働くだけで、利用しているのは主に外国人という話を聞いたことがありますが、正にそれを実感する有様でした。一昔前、1ドルが100円程度の時、日本人が東南アジアのリゾートに宿泊して、現地の方々は経済力が弱くて宿泊できず、ホテルで働くだけということの逆転現象が、今の日本で起きていることを痛感しました。更に、現在東京や各地のリゾートでは外資系ホテルが進出して、そこで日本人が低賃金で働き、本来日本に落ちるはずのインバウンドの外貨が国外に流出するという現象が起きています。インフレ、円安で青息吐息の日本経済、特にインフレは輸入原材料費の高騰による外的要因が主な原因で、当分この状態は続くと言われています。医療は価格が厚労省により定められているため、インフレに対する対応が取りにくく、苦しい状況が続くと考えられますが、職員一同知恵を絞ってこの難局を乗り切っていきたいと考えています。

続けるには!

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今月の雑感:続けるには!
私事ですが、16歳からエレキギターを始め、独学で趣味程度に弾いてきました。簡単なロックやポップスであれば、楽譜が無くても、耳で聴くだけでその曲を弾けるくらいになり、アマチュアとしては中級者レベルかなと、自己評価していました。ふとしたことから、ジャズに興味を持ち、ジャズギターを習い始めました。ジャズは19世紀末から20世紀初頭にニューオリンズでブルースなどから発展してできた音楽とされています。複雑なコードやスケールを使ったアドリブ(曲のキーやコードに合わせて即興演奏すること)が特徴の一つとされています。アドリブはセッションに参加する上での必須スキルで、このアドリブが出来る様になりたくてジャズギターを習い始めました。
習い始めてまず気づいたことは、ジャズでアドリブを演奏するには、ある程度音楽理論を理解して実際の演奏に応用する能力が要求されるということです。例えば演奏する曲に使われているコードの構成音、コード進行、曲調(キー)を把握した上で、使えるスケール(音階)を瞬時に導き出してリズムに合わせて弾かなければなりません。実際に演奏する時は、足でリズムを取り、頭の中でテーマのメロディーを鳴らしながら、コード進行を意識してアドリブを弾きます。研鑽を積み、慣れてくるとできる事なのでしょうが、ジャズ初心者の私には気の遠くなる様な道のりに感じました。それから朝4時に起きて1時間ギターを弾き、5時から2時間、診察の予習をする日々を2カ月間続け、なんとなくアドリブっぽいものが弾けるようになりました。まだまだこれからの段階ですが、一歩ずつ頑張っていこうと思っています。
今回この2カ月間、朝早起きしてギターの練習をしてみて痛烈に感じたことがあります。それは、①好きだから続けられる、②目標があるから続けられる、③仲間がいるから続けられる、ということです。仕事も同じだと思います。仕事でも、①医療という重要な社会貢献にやりがいを感じること、②現状に満足せず次のステージを意識すること、③良い人間関係を築く事に、頑張っていきたいと思っています。これからも宜しくお願いします。

Growing up!(成長!)

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:Growing up!(成長!)

日増しに強くなる日差しが草木を育て、自然の力強い成長を感じる季節となりました。夏休みまであと2か月、皆様夏の準備は出来ているでしょうか? 2024年の夏は人生で一度きり、思いっきり楽しみましょう! ところで、クリニックでも大きな成長を感じる2つの出来事がありましたので、少し紹介したいと思います。
まず一つ目は、今年は診療報酬改定の年で、特に内科では6月からの診療報酬が大きく見直され、診療報酬の算定方法が大きく変わりました。また、管理料については、患者さんに書面で治療目標を説明してサインを頂く必要があるものが新しくつくられ、今までのやり方ではとても診療時間内に業務をこなしきれない内容に改訂されました。この問題については事務スタッフの方々が中心になって、自ら問題点を洗い出し、カンファレンスで練り上げ、スタッフ全員で素晴らしい解決策を見出してくれました。6月の診察初日、解決策を実践したところ、計画通りにスムーズに診療を行うことができました。
二つ目は新しい治療薬の投与についてです。当院では生物学的製剤という、非常に専門性の高い、高価な治療薬を使用しています。生物学的製剤には様々な種類があり、製剤によって投与方法や投与間隔、副作用等が異なり、投与には専門的な知識が必要です。新しい生物学的製剤を使用する時は医師でも緊張するものです。今回、新しい製剤を導入しましたが、私は処方をしただけで、投与に関する全てのことは、製薬会社から指導を受けた看護スタッフの方々を中心に話し合い、確認し合うことによって滞りなく投与することができました。
課題をみつけ、自分で解決策を考え、実行する。文章にすると当たり前のことの様ですが、実際に実行することは難しいものです。そして、一人や二人が頑張ってもクリニックは成長しません。チームのメンバー全員が、課題から目をそらさず、どこまで課題に向き合えるか、これがクリニック成長の鍵だと、私は思います。ここまでの成長を遂げたスタッフの皆様と、どこまで成長を遂げることができるのか、慌てることなく、一つ一つドアをあけながら、次の新しい“何か”に挑戦していきたいと考えています。