勤勉!

森田内科・胃腸内科のミッション

地域医療に貢献して、人を幸せにする。

人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。

このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。



私たちは仕事でも勉強でも、「一生懸命頑張っているのに成果が出ない」という経験をすることがあります。そんなときに思い出したいのが、ドイツ陸軍総司令官ハンマーシュタインの有名な人材論です。
将軍は部下を能力と勤勉さで以下の4つに分類しました。
1.「有能で勤勉な者」 2.「有能で怠惰な者」
3.「無能で勤勉な者」 4.「無能で怠惰な者」です。そして、有能で勤勉な者は参謀向き、有能で怠惰な者は最高指揮官向き、無能で怠惰な者は単純業務向きと評価しました。
一方で、最も危険なのが「無能で勤勉な者」だと述べています。判断力が十分でないにもかかわらず行動力だけはあるため、誤った方針を熱心に推進し、周囲に無駄な仕事や損害を生み出してしまうからです。本人は真面目で善意で行動しているため、問題が見えにくいという特徴もあります。
頑張っているのに成果が出ないとき、私たちは「もっと努力しよう」と考えがちです。しかし、本当に必要なのは努力量を増やすことではなく、成果が出ない原因やボトルネックを見つけることなのです。方向性が間違っていれば、どれだけ頑張っても望む結果には近づけません。逆に原因を正しく見つけて改善できれば、成果は大きく伸びるはずです。
そして最も注意すべきなのは、自分が「無能で勤勉」の状態に陥っていることに気付かないことです。そのようなときは、自分だけで判断せず、職場の上司や同僚、会議の決定事項や友人の意見に耳を傾けることが大切です。
また、周囲にそのような人を見つけたときは、否定したり責めたりするのではなく、何を目指しているのか、どこでつまずいているのかを一緒に整理し、努力の方向性を示してあげましょう。熱意は貴重な才能です。だからこそ、その力を正しい方向へ導くことが重要です。
知らないうちに「無能な勤勉」に陥らないよう、お互い気を付けましょう。そして、もしそのような人を見つけたら、お互い上手に支え、成長につながる様に助け合いましょう。