カテゴリー別:整形外科

羽曳野市で肩関節周囲炎(五十肩)のリハビリなら ― ハイドロリリースとリハビリの両輪治療 ―【羽曳野市|五十肩が治らない方へ】

 

「夜中に肩が痛くて眠れない」
「腕が上がらない」
「半年以上通っているのに改善しない」

羽曳野市・藤井寺市・松原市周辺でこのようなお悩みをお持ちの方は、肩関節周囲炎(五十肩)の可能性があります。

当院では、肩関節周囲炎に対して
リハビリテーションとハイドロリリースを組み合わせた段階的治療を行っています。


肩関節周囲炎(五十肩)とは?

肩関節周囲炎は、炎症と拘縮(関節の硬さ)が主な原因です。

  • 夜間痛がある
  • 腕が上がらない
  • 後ろに手が回らない

という症状が特徴です。

重要なのは、時期によって治療法が異なるという点です。


なぜ長引くのか?

五十肩が長期化する原因は主に2つあります。

  1. 炎症が強い時期に無理に動かす
  2. 拘縮期に十分なリハビリを行わない

さらに最近増えているのが、

「ハイドロリリースをすればすぐ治る」

という誤解です。


当院の治療の考え方

― ハイドロリリースとリハビリは“両輪”です ―

当院では、特に治療に時間がかかっている患者さんに対し、

  • ハイドロリリース
  • 専門的リハビリテーション

を組み合わせて行っています。


ハイドロリリースとは?

ハイドロリリースは、エコー下で生理食塩水などを用いて癒着部位をリリース(剥離)する治療です。

筋膜や滑走不全が関与しているケースでは、可動域改善のきっかけになることがあります。

ただし、

✔ すべての五十肩に必要なわけではありません
✔ 1回で完治する治療ではありません

ここが非常に重要です。


ハイドロリリースだけでは不十分な理由

肩関節周囲炎の本質は「拘縮」です。

ハイドロリリースで滑走が改善しても、その後に

  • 正しい動かし方の再教育
  • 可動域訓練
  • 筋力再獲得

を行わなければ、再び硬くなります。

つまり、

ハイドロリリースは“きっかけ”であり、ゴールではありません。


注射が不安な方へ

「注射は怖い」
「できれば避けたい」

そのお気持ちは理解できます。

当院では、状態を評価した上で

  • 必要な方にのみ提案
  • 無理に勧めることはありません

リハビリのみで改善するケースも多くあります。


当院の治療の流れ

① 状態評価(炎症期か拘縮期か)
② 必要に応じて消炎治療
③ 滑走不全が強い場合はハイドロリリース検討
④ 直後から戦略的リハビリ
⑤ 自宅指導と再発予防

この一連の流れが重要です。


こんな方はご相談ください

  • 半年以上改善していない
  • 夜間痛が続いている
  • 可動域がほとんど戻らない
  • ハイドロリリースだけ受けて改善しなかった
  • 注射に抵抗があるが改善したい

羽曳野市・藤井寺市・松原市で
肩関節周囲炎(五十肩)のリハビリやハイドロリリースをご検討の方は、一度ご相談ください。


私たちの目標

目指すのは

「一生使える肩をつくること」

ハイドロリリースとリハビリテーションを適切に組み合わせ、段階的に改善を目指します。

肩の痛みは我慢するものではありません。

ご予約はお電話または受付にて承っております。

整形外科に通っているのに、なかなか良くならない方へ ― 痛みの“背景”まで診ていますか?【羽曳野市】

羽曳野市・高鷲駅近くのふるやまクリニックです。

膝や腰の痛みで整形外科に通院されている方の中に、
「治療は続けているのに、思うように改善しない」と感じている方はいませんか。

レントゲンでは大きな異常はない。
リハビリもしている。
薬もきちんと飲んでいる。

それでも痛みが長引く場合、
局所だけでは説明できない要因が関わっていることがあります。


痛みは“関節だけの問題”とは限りません

たとえば――

・糖尿病があると、末梢神経や微小循環が悪化しやすい
・高血圧が続くと、末梢の血液循環が不良になる
・血流が低下すると、筋肉や腱の回復が遅れる

こうした全身状態は、
関節や筋肉の回復環境に影響を与えることがあります。

痛みは「構造の問題」だけでなく、
回復する力の問題が関わることもあるのです。


整形外科と内科を“分けない”という考え方

多くの場合、

整形外科は整形外科、
内科は内科、

と分かれて受診されています。

もちろんそれ自体は問題ありません。

しかし、

・整形と内科を別々に通っている
・最近、血糖や血圧を確認していない
・健康診断を受けていない

こうした状況が続いている場合、
一度、体全体を整理してみることも大切です。


当院の診療体制について

ふるやまクリニックでは、
整形外科と内科を同日に受診できる体制を整えています。

整形外科の症状の評価に加えて、必要に応じて

・血圧確認
・血糖確認
・足の血流指標(ABI)

などを行い、体全体を踏まえた治療方針をご説明します。

 


「痛みを治す」だけでなく

「痛みが改善しやすい体をつくる」

これが当院の基本的な考え方です。

藤井寺市・松原市からも来院されています。

整形外科に通院中の方も、
体全体の状態を一度整理してみませんか。

ご予約は不要です。

羽曳野市・藤井寺市・松原市周辺で
膝の痛み、骨粗しょう症、生活習慣病のご相談は
古山クリニックへ。

高鷲駅徒歩1分です。
当院の場所はこちら
https://maps.google.com/?q=ふるやまクリニック+羽曳野

 

膝の痛み、あきらめていませんか?「一生歩ける膝」をつくる当院の治療方針


「膝が痛くて歩くのがつらい」「このまま歩けなくなったらどうしよう」 そんな不安を抱えていらっしゃる方は少なくありません。

当クリニックでは、ただ痛み止めを処方するだけでなく、最新のガイドラインに基づいた**「膝の健康を守る4つのステップ」**で、根本的な解決を目指しています。

1. 「なぜ痛いのか?」を多角的に分析

まずは、今の状態を正しく知ることから始まります。

  • 生活の質をチェック: 痛みで何に一番困っているか(階段、椅子からの立ち上がりなど)
  • 体の動きを評価: 筋力、歩き方のバランス、膝のアライメント(ゆがみ)
  • 全身の健康状態: 体重や、血圧・血糖値などの代謝面(膝への負担の根源)
  • 心の不安に寄り添う: 治療への不安や「動くのが怖い」という誤解を解消

2. 治療の柱は「運動」と「減量」

実は、膝の治療で最も効果が高いと証明されているのは**「適度な運動」と「体重の管理」**です。

  • 膝を支える筋肉を鍛え、負担を逃がす体づくりをサポートします。
  • 食事や生活習慣を見直し、膝への物理的な負荷を減らします。

3. 痛みをコントロールして「動ける」をサポート

「痛くて運動どころではない」という時期を乗り切るための処置も行います。

  • お薬の活用: 塗り薬や飲み薬を、最小限・効果的に使い分けます。
  • 短期的な注射: 強い炎症を抑え、スムーズにリハビリへ進めるようにします。

4. より高度な治療へのスムーズな連携

もし上記の方法で改善が不十分な場合でも、次の選択肢があります。

  • 専門治療の紹介: 先進医療など高度な専門治療が可能な施設としっかり連携しています。

クリニックからのメッセージ

膝の治療は、医師と患者さんの「二人三脚」です。 「ただ痛みを取る」から、**「元気に歩ける体を取り戻す」**へ。 一人ひとりに合わせた“階段”を、一緒に一歩ずつ登っていきましょう。

膝の痛みに関する「よくある質問(FAQ)」

患者さんからよくいただく質問をまとめました。

Q. 「膝が痛いときは安静に」と言われましたが、運動しても大丈夫ですか?

A. 実は、過度な安静は逆効果になることが多いです。 筋肉が衰えるとさらに膝への負担が増えてしまいます。当院では、あなたの今の状態に合わせて「痛みを悪化させない、膝に優しい運動」を具体的にお伝えしますので、安心して体を動かしてください。

Q. 体重を減らすように言われますが、なかなか難しいです……。

A. お気持ち、よくわかります! 当院では、無理なダイエットではなく、血圧や血糖値の管理(代謝のチェック)も含めて、「膝への負担をどう効率的に減らすか」を一緒に考えます。小さな習慣の変化から、一歩ずつ取り組んでいきましょう。

Q. ずっとヒアルロン酸注射を打っていますが、効果が薄れてきた気がします。

A.  注射だけに頼らず、運動療法や減量を組み合わせることで、注射の間隔を空けたり、より高度な治療(RFAなど)へのステップアップを検討したりするタイミングかもしれません。今の治療に疑問がある方も、お気軽にご相談ください。

Q. どのような格好で受診すればよいですか?

A. 膝の動きや筋肉の状態、歩き方を詳しくチェックするため、**膝を出しやすい服装(ハーフパンツやゆったりしたズボンなど)**でお越しいただけますとスムーズです。

Q. 手術が必要と言われないか不安です。

A. 手術はあくまで最終手段です。 当院のプログラムは、運動・減量・お薬・適切な連携を組み合わせることで、「手術をせずに、いかに自分らしく過ごせるか」を最大限に追求する設計になっています。まずはじっくりお話を聞かせてください。

羽曳野市・藤井寺市・松原市周辺で
膝の痛み、骨粗しょう症、生活習慣病のご相談は
古山クリニックへ。

高鷲駅徒歩1分です。
当院の場所はこちら
https://maps.google.com/?q=ふるやまクリニック+羽曳野

羽曳野市・藤井寺市で骨粗しょう症が増えています 最新ガイドラインから見る“今すぐ検査すべき理由”

 


1. はじめに

羽曳野市・藤井寺市を中心とした南大阪エリアでは、50歳以上の女性を中心に骨粗しょう症が増加しています。骨粗しょう症は痛みも症状もなく進行し、ある日突然の骨折が生活を大きく変えてしまう病気です。

昨年改定された最新ガイドラインでは、「骨折する前に見つけて治療すること」がこれまで以上に重要視されています。本記事では、地域の皆さまに向けて、骨粗しょう症の現状と検査・治療のポイントをまとめます。


2. 南大阪の骨粗しょう症の現状

羽曳野市・藤井寺市は高齢化率が高く、骨折リスクが上昇

南大阪エリアは全国平均より高齢化が進んでおり、骨粗しょう症の潜在患者が非常に多い地域です。

日本全体では1,300万人以上が骨粗しょう症

特に女性は閉経後に骨量が急激に減少し、50歳以上女性の3人に1人が骨粗しょう症と推定されています。

骨折は寝たきりの最大要因

  • 大腿骨近位部骨折は年間約20万件
  • 1年以内の死亡率は20%前後
  • 自立度が大きく低下し、介護が必要になるケースも多数

羽曳野市・藤井寺市でも例外ではありません。


3. 最新ガイドライン(昨年改定)のポイント

早期発見が最重要

骨折してから治療を始めても、元の生活に戻れないことが多いため、早期発見が強調されています。

● DXA(デキサ)による骨密度測定が標準検査

腰椎・大腿骨の骨密度を測るDXAは、羽曳野市・藤井寺市周辺でも受けられる数少ない検査です。

 

● FRAXで骨折リスクを数値化

年齢・体重・喫煙・ステロイド使用などを組み合わせ、10年以内の骨折確率を算出します。

骨折リスクに応じた治療選択

  • 骨を壊れにくくする薬
  • 骨を作る薬
  • 骨折リスクを大幅に下げる新薬

治療の選択肢は年々進化しています。


4. 羽曳野市で受けられる骨粗しょう症検査

骨密度検査(DXA)

痛みなし・5分・被ばくは極めて少ない検査です。

骨折リスク評価(FRAX)

問診+骨密度で骨折確率を算出します。

血液検査

骨の代謝状態をチェックします。


5. 骨粗しょう症の治療

骨を壊れにくくする薬

  • ビスホスホネート
  • デノスマブ

骨を作る薬

  • テリパラチド
  • ロモソズマブ

生活習慣の改善

  • 適度な運動
  • カルシウム・ビタミンD
  • 禁煙
  • 転倒予防

治療は継続が重要です。


6. なぜ“今”羽曳野市で検査を受けるべきなのか

骨粗しょう症は“静かに進む”

痛みがないため、気づいたときには骨折していることが多い病気です。

骨折は生活を大きく変える

  • 歩けなくなる
  • 介護が必要になる
  • 寿命が縮まる

羽曳野市は高齢化が進んでおり、リスクが高い

地域特性として、骨折リスクが高い層が多いのが現状です。

検査は簡単で、予防できる

DXAは5分で終わり、治療薬も進化しています。


7. こんな方は“すぐに”検査を

  • 羽曳野市・藤井寺市にお住まいの50歳以上の女性
  • 身長が2cm以上縮んだ
  • 家族に骨折した人がいる
  • ステロイドを飲んでいる
  • やせ型
  • 運動不足
  • 喫煙している

1つでも当てはまれば、骨折リスクが高い可能性があります。


8. 最後に:羽曳野市の皆さまへ

骨粗しょう症は、早く見つけて治療すれば骨折を防げる病気です。「まだ大丈夫」と思っている今こそ、検査のタイミングです。

当院では、

  • 最新DXAによる骨密度検査
  • 骨折リスクの数値化(FRAX)
  • ガイドラインに基づく治療提案

を行っています。

骨粗鬆症は男性にも増えています。羽曳野市・藤井寺市・南大阪の50歳以上の女性 75歳以上の男性はで骨粗しょう症が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

リハビリテーション科 新メンバーからのご挨拶

3月より当院ではリハビリテーション施設基準が運動器Ⅱに引き上げられました。

それに伴い前任者から体制が新たになり、新しく2名の理学療法士が勤務を開始しております。

ごあいさつ文を掲載させていただきます

リハビリテーション科からのごあいさつ

 

はじめまして、理学療法士の中村龍太郎です。
この度、ご縁がありふるやまクリニックで勤めることになりました。
これまでは主に脳血管疾患発症後、人工股関節置換術後の患者様のリハビリに携わってきました。
皆様の日常での生活がより過ごしやすくなるよう、今までの経験を活かしていければと思います。これからよろしくお願いします。
経歴
2017年 大阪河﨑リハビリテーション大学 理学療法学専攻 卒業
2017年 ペガサス馬場記念病院 入職

 

 

 

          

はじめまして、 理学療法士の安田晃平 です。

このたび御縁があり、ふるやまクリニックで勤める事となりました。これまでは主に運動器疾患患者様の術後のリハビリに従事してきました。皆様の仕事、家事、余暇活動の中での動きにくさ、気になる痛みに対して今までの経験を活かしていければと思います。理学療法士が2名体制となり、週2回のリハビリテーションが可能です。今までより治療頻度が増え、みなさまの悩みや痛みを軽減出来ればと考えています。宜しくお願い致します。

経歴

2017年 大阪河崎リハビリテーション大学   理学療法学専攻 卒業

2017年 理学療法士免許 取得

2017年 宝持会池田病院 入職

2022年 運動器認定理学療法士 取得

介護サービスとは

介護サービス内容は様々です!
今のあなたの状態に見合った介護サービスを探してみましょう!
*日常生活の手助けや、食事・排せつ介助などの介護サービスを受けたい(訪問介護)
*入浴車などによる入浴サービスを受けたい(訪問入浴介護・介護予防訪問入浴介護)
*看護師に病状のチェックや床ずれなどの手当てをしてほしい
(訪問看護・介護予防訪問看護)

*車いすなどの福祉用具を借りたい(福祉用具貸与・介護予防福祉用具貸与)

*入浴や排せつなどに使う用具を買いたい
(特定福祉用具販売・特定介護予防福祉用具販売)

*デイサービスセンターなどで日帰りのサービスを利用したい(通所介護)

*日常生活の介護を受けられる施設に短期間入所したい
(短期入所生活介護・介護予防短期入所生活介護)                etc.
◆要介護(要支援)認定申請の流れ

1.要介護(要支援)認定の申請をします
*介護保険サービスの利用を希望する方は、お住いの各市区町村の介護保険担当窓口に認定の申請をしてください。
2.訪問調査が行われます
*各市町村職員や委託された居宅介護支援事業所の認定調査員が自宅等を訪問し、全国共通の調査票をもとに本人や家族から聞き取り調査を行います。
~訪問調査ではこんなことを聞かれます~
●体の機能に関する質問
・腕・足などにマヒはありますか
・5m程度歩くことはできますか
・寝返りはできますか
●日常生活における質問
・トイレはお手伝いしてもらっていますか
・歯磨きはどのようにしていますか
・食事のときに見守りやお手伝いをしてもらっていますか
●認知機能について
・毎日の日課(おおまかな内容)の理解
・生年月日や年齢
・外出して戻れないことはありますか
●社会生活の適応について
・お金の管理はどうされていますか
・暮らしの中での意思決定はできますか
・食材や日用品を選び支払うことはできますか
                                 など

74項目
3.主治医意見書の記載を依頼します
*申請書に記入された主治医に対して、医学的な見地による意見書の提出を役所より依頼(郵送)します。
4.認定審査会で審査・判定されます
*各市区町村職員や委託された居宅介護支援事業所の認定調査員による訪問調査の結果などをもとに介護が必要かどうかを判断するための審査・判定が行われます。
●一次判定…訪問調査の結果をコンピューターに入力して全国統一の一次判定を行います。
●二次判定…一次判定結果や主治医の意見書などをもとに介護認定審査会において総合的に審査・判定します。介護認定審査会の委員は、医師、歯科医師、薬剤師、保健・医療・福祉に関する専門家によって構成されています。
5.認定結果が通知されます
*各市区町村から介護認定審査会での審査結果をもとに審査結果を通知します。審査結果で要支
援または要介護1~5と認定された場合には申請から30日以内に、認定結果通知書と介護保険証が届きます。なお訪問調査や意見書の回収、または審査会の調整によって30日を過ぎることもあります。

 介護保険制度について、何かお聞きになりたいことがあればお気軽にご相談ください。
                    ふるやまクリニック

リハビリテーションについてお話しします   理学療法士 森田

こちらから施術の動画が見られます【クリックしてください】
皆さん初めまして、令和3年1月よりふるやまクリニックで理学療法士として勤めている森田隆剛(モリタタカヨシ)と申します。人生初めてのブログで不慣れな部分があるかと思いますが、大目に見てください。
リハビリテーションといわれて、なんとなくわかるという方が多いと思います。

リハビリテーションのイメージといえば、骨折や脳卒中等の病気により、歩行等の日常生活が出来ない方と運動していることを想像した方が多いのではないでしょうか?

リハビリテーションを一言で表すと、「全人類の復権」です。
硬いなと思ったかもしれませんが、このように言われだした背景を少し説明します。
今から約600年前にジャンヌダルク、約400年前にガリレオガリレイが罪を背負ったまま亡くなりその後、罪を許されたという経緯がありました。キリスト教では、戒律を破った教徒は仲間はずれになり、復権裁判によって無実が証明できれば、再びキリスト教徒の仲間に入ることをリハビリテーションといっていたそうです。

その後は、第一次世界大戦中の負傷者への治療によって社会復帰するという言葉をre(再び)+habilis(適した)再び適した状態になる又は本来あるべき状態への回復という言葉を用いて、リハビリテーションという言葉を使うようになりました。

当院のリハビリテーションでは、現在ある痛みや日常生活を行う際の違和感がある状態から違和感の少ない状態にすることを目標にリハビリテーション(全人類の復権)を行っていければと思います。

運動と健康を愛するあなたはスポーツ内科をご存じでしょうか

 

皆さんこんにちは。猛暑とコロナのため、スポーツどころではないよとおっしゃる方も多いかもしれませんが、今回は少し耳慣れないお話をしてみようと思います。
お題はスポーツ内科です。


当院は内科を第一標榜としておりますが、継承させていただきましたクリニックさんが整形外科メインでしたので、整形外科疾患の方も数多く来院されております。


スポーツといいますと、誰しもが、筋骨格系の障害をイメージし、かかる医療機関は整形外科という印象を持つと思います。

血液まで調べてメンテナンスするのは、トップアスリートだけという感覚は誰しもがお持ちかと思いますが、健康志向が強くなっている昨今では、低年齢から高齢者まで幅広い方が何らかのスポーツを常時愛好されている状況になっています。


疾患をお持ちで、病院に通いながら、あるいは、年1回の健康診断を受けておられてスポーツを愛好している方は、内科的なメンテナンスを受けながら運動しているのである意味、スポーツ内科受診者と考えてよいでしょう。
問題は、検診などに縁がない若年層のスポーツ愛好家です。特にクラブ活動などを熱心に行っている年齢層に注意が必要であると思います。

息切れ、走ると咳が出る、疲れが抜けない、運動するとおなかが痛くなる、無月経になった、胸が苦しいなどが運動愛好家から外来で寄せられやすい症状になります。
以下に、代表的な症状を上げて説明していきます。
息切れは、循環器系、呼吸器系の異常がないかを調べますが、その際にスポーツ貧血を考慮する必要があります。


スポーツ貧血とはスポーツによって生じる貧血で、有病率は5から20%と言われています。原因としては鉄欠乏と利用可能エネルギー不足(RED-S)が上がります。治療としては栄養管理と鉄剤投与が行われます。

走ると咳が出る場合は運動誘発性気管支収縮(EIB)を考慮しなければなりません。喘息がなくても発症する可能性があります。一般集団で20%程度の有病率があると考えられ、持久系の種目において有病率が高いといわれています。治療は、運動前の十分なウォーミングアップと吸入療法になります。吸入薬にはドーピングで問題になる薬剤もあるので注意が必要です。


運動時におなかが痛くなる場合はETAP(運動関連性一過性腹痛、サイドスティッチ)を考慮します。予防としては、運動開始前2時間以内の食事摂取に気を付けること、炭酸や高張液の接種を控えることが必要です。

疲れが抜けない場合は、過剰なトレーニングの繰り返しのためパフォーマンスが落ちている可能性を検討しなければなりません。慢性疲労状態が継続し、場合によっては回復に数か月を要することもあります。トレーニングとしての理想形は負荷をかけたトレーニングの回復過程に起きる超回復期を利用して次の負荷をかけ、運動強度・耐要性を増強させることです。超回復期を待たずに負荷をかけ続けると過剰なトレーニングになってしまいます。これをオーバートレーニング症候群(OTS)と呼び、OTSの精神症状はうつ状態と大変類似しています。明確な診断基準はありませんが、気分障害をともなう原因不明のパフォーマンス低下で4週間程度休養を取ってもパフォーマンスが戻らないことが症状として挙げられています。治療は完全休養とストレスの除去になります、場合によっては精神科医のサポートも必要となってきます。


これらの様々な症状が、スポーツに伴い生じてくる可能性があり、どうしようもなく悩んでいる方も多いと思います。悩まずにぜひご相談ください。運動に伴う体の障害は、筋肉や骨だけではないことを意識していただければ幸いです。