日別アーカイブ:2026年6月2日

糖尿病は“血糖値だけ”の病気ではありません

目・歯・歩行寿命との深い関係


糖尿病は血糖値だけの病気ではありません。糖尿病網膜症による視力低下、歯周病、筋力低下は、転倒や骨折にも関係します。羽曳野市のふるやまクリニックでは、整形外科+内科の両面から歩行寿命を支える診療を行っています。


「HbA1cが少し高いですね」

糖尿病と聞くと、多くの方は“血糖値”を思い浮かべます。

しかし実際には糖尿病は、

  • 歯ぐき
  • 神経
  • 筋力
  • 歩行機能

にも大きく関係する病気です。

最近では、糖尿病患者さんの

  • 眼科受診
  • 歯科受診

の重要性が、医療制度の面でもより重視されるようになっています。


糖尿病と「目」の関係

糖尿病で特に注意が必要なのが、糖尿病網膜症です。

初期には自覚症状が少なく、

  • 見えにくい
  • かすむ
  • 段差が分かりにくい

といった症状で気づくこともあります。

視力低下は、高齢者では転倒リスクにも直結します。

実際、

  • 段差につまずく
  • 階段を踏み外す
  • 夜間にふらつく

といった危険が増えます。


「HbA1cが良いから安心」ではありません

実は、

「今はHbA1cが良いから安心」

とは言い切れません。

糖尿病は、

“どれくらい長く高血糖だったか”

が非常に重要な病気です。

そのため、

現在HbA1cが改善していても、

  • 糖尿病網膜症
  • 神経障害
  • 腎障害

が進行していることがあります。

特に糖尿病網膜症は、かなり進行するまで自覚症状が少ないことも珍しくありません。

そのため、

「見えにくくなってから」

ではなく、

症状がなくても定期的な眼科受診

が大切です。


糖尿病と歯周病の関係

あまり知られていませんが、

糖尿病と歯周病は“お互いを悪化させる”

関係があります。

歯周病による慢性炎症は、血糖コントロールを悪化させることがあります。

逆に、血糖値が高いと歯周病も進行しやすくなります。

さらに、

  • 噛みにくい
  • 食事量低下
  • 栄養低下
  • 筋力低下

につながることもあります。


歩行機能との関係

糖尿病では、

  • 筋力低下
  • 神経障害
  • 感覚低下
  • 視力低下

などが重なることで、

“歩きにくさ”

につながることがあります。

すると、

「痛いから動かない」

「筋力が落ちる」

「さらに歩けなくなる」

という悪循環に入ります。

最近、

  • つまずきやすい
  • 階段がつらい
  • 外出が減った
  • 歩くと疲れやすい

と感じる方は注意が必要です。


骨粗しょう症と歯科連携も重要です

実は、骨粗しょう症治療でも歯科連携は重要です。

骨粗しょう症治療薬の中には、歯科治療との連携が必要になるものがあります。

そのため当院でも、

  • 糖尿病
  • 骨粗しょう症
  • 歩行機能
  • 歯科
  • 眼科

を含めた“地域連携”の重要性を感じています。


まとめ

糖尿病は、単なる“血糖値の病気”ではありません。

  • 神経
  • 筋力
  • 歩行
  • 転倒
  • 骨折

にも関係します。

血糖値だけでは見えない糖尿病のダメージがあります。

当院では、整形外科+内科の両面から、歩行寿命を守る診療を行っています。

「最近歩きにくい」
「つまずきやすい」
「見えにくい」
「歯ぐきが気になる」

そんな方は、お気軽にご相談ください。