「以前より歩く速度が遅くなった」
「横断歩道を渡るとき、少し焦るようになった」
「家族や友人と歩いていると、自分だけ遅れるようになった」
このような変化を感じることはありませんか?
歩く速度は、足だけの問題ではありません。
全身の筋力、バランス能力、関節の動き、体力などが反映される重要なサインです。
ふるやまクリニックでは、地域の皆さまがいつまでも自分の足で歩き続けられるよう、歩行寿命を守る取り組みを行っています。
歩く速度が遅くなるのはなぜ?
年齢とともに、筋肉量は少しずつ減少します。
特に衰えやすいのが、太ももやお尻などの下半身の大きな筋肉です。
これらの筋肉は、立ち上がる、歩く、階段を上る、姿勢を保つといった動作に深く関わっています。
下半身の筋力が低下すると、
・歩幅が狭くなる
・足が上がりにくくなる
・歩く速度が遅くなる
・ふらつきやすくなる
・つまずきやすくなる
といった変化が出やすくなります。
「年齢のせい」と片づけてしまうには、少々もったいないサインです。
体は、意外と正直に警告を出しています。
見逃したくない足腰の衰えサイン
次の項目に当てはまるものはありませんか?
・横断歩道を青信号のうちに渡りきるのが不安
・階段の上り下りがつらい
・椅子から立ち上がるとき、手をつくことが増えた
・平らな場所でもつまずく
・外出する機会が減った
・以前より歩く距離が短くなった
・家族から「歩くのが遅くなった」と言われた
ひとつでも当てはまる場合、筋力やバランス能力が低下している可能性があります。
大切なのは、痛みが強くなってから、転んでから動くことではありません。
「少し変だな」と感じた段階で確認することです。
筋力低下が転倒・骨折につながる理由
歩く速度が遅くなると、転倒のリスクも高まりやすくなります。
足が十分に上がらない。
段差に反応できない。
ふらついたときに踏みとどまれない。
こうした状態では、ちょっとした段差や方向転換でも転びやすくなります。
高齢期の転倒では、骨折につながることがあります。
特に太ももの付け根の骨折などは、その後の生活や歩行能力に大きく影響する場合があります。
転倒をきっかけに活動量が減ると、さらに筋力が低下します。
活動量の低下
↓
筋力低下
↓
歩行速度の低下
↓
転倒リスクの上昇
↓
さらに外出が減る
この悪循環に入る前に、手を打つ必要があります。
戦は、負けてから反省しても遅い。歩行も同じです。
早めの対策が歩行寿命を守る
筋力低下は、適切な運動やリハビリによって維持・改善を目指せます。
重要なのは、自分に合った方法で行うことです。
無理な運動をすればよいわけではありません。
痛みを我慢して歩けばよいわけでもありません。
関節の状態、筋力、バランス、生活環境を確認しながら、安全に続けられる方法を選ぶことが大切です。
ふるやまクリニックでは、歩行状態や足腰の不安に対して、必要に応じてリハビリや運動指導を行っています。
まとめ
歩く速度が遅くなったと感じることは、体からの大切なサインです。
「年齢のせい」と放置せず、早めに体の状態を確認することが、転倒予防と歩行寿命の維持につながります。
羽曳野市・藤井寺市・松原市周辺で、足腰の衰え、つまずき、歩行速度の低下が気になる方は、ふるやまクリニックまでお気軽にご相談ください。

