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衣替えの季節、上着の袖が通しにくい――その肩の痛み、「四十肩」で片づけていませんか

羽曳野市・高鷲駅前、整形外科・内科・リハビリテーション科のふるやまクリニックです。

朝晩が冷えてきて、そろそろ上着の出番です。衣替えをしながら、こんなことに気づいていませんか。

  • 上着に袖を通すとき、肩がズキッと痛む
  • 背中に手が回らず、下着の留め具やエプロンのひもに手間取る
  • 洗濯物を干そうとすると、腕が上がりにくい
  • 夜、肩がうずいたり、寝返りで痛んだりして目が覚める

「四十肩やから、しゃあない」「そのうち治るやろ」と、我慢していませんか。

肩の痛みは、痛みが落ち着いても、動かしにくさが残ることがあります。 着替えや家事で不自由を感じたら、一度ご相談ください。

「四十肩・五十肩」と思っていても、原因はさまざまです

「四十肩・五十肩」は、一般に「肩関節周囲炎」と呼ばれる状態の通称です。肩が痛む、腕が上がりにくい、背中に手が回らないといった症状がみられます。

ただし、同じような症状でも、肩の腱が切れる「腱板断裂(けんばんだんれつ)」や、腱にカルシウムの結晶がたまって炎症を起こす「石灰沈着性腱板炎」などが原因の場合もあります。

原因が違えば、治療やリハビリの進め方も変わります。年齢だけで「四十肩」と決めつけず、まず肩の状態を確かめることが大切です。

痛みが引いても、「動かしにくさ」が残ることがあります

「痛みがなくなること」と「肩が元どおりに動くこと」は、同じではありません。

肩関節周囲炎では、強い痛みが落ち着いてきても、関節のまわりが硬くなり、肩の動く範囲が狭くなっていることがあります。この状態を「拘縮(こうしゅく)」といいます。

「痛みは減ったのに、腕が上まで上がらない」
「髪を洗ったり、高い棚の物を取ったりするのが、まだ難しい」

このような不自由が長く続く場合もあります。痛みの続く期間や回復の経過には個人差があり、「数か月待てば元どおりになる」とは限りません。

痛みが消えるまで我慢せず、痛みや動かしにくさに気づいた段階で、状態に合った治療を始めましょう。

リハビリは、肩の状態に合わせて進めます

リハビリテーションは、肩の動きを保ち、動かしにくさの改善を目指す大切な治療の一つです。

ただし、痛い肩を無理に動かせばよいわけではありません。

痛みが強い時期は、痛みを抑える治療と、肩に負担をかけすぎない工夫を優先します。そのうえで、状態に合わせて運動を取り入れ、動かす範囲や強さを調整していきます。

自己流で痛みをこらえて強く伸ばすことも、反対に、必要以上に長く動かさないことも、症状や動かしにくさにつながる場合があります。

「今はどのくらい動かしてよいのか」を確認しながら進めることが大切です。

当院では、痛みの治療と日常動作の改善に取り組みます

ふるやまクリニックでは、医師が肩の動きや痛む場所を診察し、必要に応じてレントゲンや超音波(エコー)検査で状態を確認します。

診察結果に応じて、お薬や注射による痛みの治療、理学療法士によるリハビリテーションを組み合わせます。

リハビリでは、肩の動く範囲に加え、姿勢や体の使い方も確認します。

  • 上着の袖に腕を通す
  • 髪を洗う、整える
  • 洗濯物を干す
  • 背中に手を回す

こうした**「実際に困っている動作」の改善を目標に**、運動の指導や、ご自宅での過ごし方をお伝えします。

肩を使えることも、自立した暮らしを支えます

着替えがつらいと、外出の支度もおっくうになりがちです。買い物袋を持つ、手すりをつかむといった動作にも、肩や腕の働きが関わっています。

当院の理念は、**「いつまでもじぶんのあしであるく」**こと。

足腰だけでなく、肩や腕を使いやすくすることも、外出や身の回りのことを続けられる暮らしを支える一つと考えています。

こんな症状があるときは、受診を急いでください

胸の痛みや締めつけ感、息苦しさ、冷や汗を伴う肩・腕の痛みは、心臓の病気の可能性があります。ためらわず119番に連絡してください。

また、次のような場合も、放置せず速やかに受診してください。

  • 転んだり、ぶつけたりしたあとから腕が上がらない
  • 発熱があり、肩が赤く腫れて熱をもっている

「四十肩やから」と、我慢せずにご相談ください

肩の痛みや動かしにくさは、毎日の小さな動作に影響します。

痛みがある方はもちろん、「痛みは落ち着いたけれど、まだ肩が動かしにくい」という方もご相談ください。

肩の状態を確かめ、痛みを和らげることと、日常の動作を取り戻すことの両方を目指して、一緒に取り組みます。


ふるやまクリニック
羽曳野市・高鷲駅徒歩1分/駐車場完備
整形外科・内科・リハビリテーション科

骨折してからでは遅い?骨粗しょう症による歩行機能低下リスクと予防法

「骨折くらいなら治る」

そう思われる方もいるかもしれません。

しかし高齢期の骨折は、その後の歩行能力や生活機能に大きな影響を及ぼすことがあります。

骨粗しょう症による骨折は、健康寿命を左右する重要な問題です。

■ 骨折・転倒が歩行機能低下につながる理由

骨粗しょう症によって弱くなった骨は、転倒などの軽い衝撃でも骨折しやすくなります。

特に大腿骨近位部骨折では、手術や長期のリハビリが必要になることがあります。

また、活動量の低下により筋力が落ちることで、骨が治った後も歩行能力の回復に時間がかかる場合があります。

■ 転ばなくても起こる「いつの間にか骨折」

骨粗しょう症が進行すると、重い荷物を持ったり、くしゃみをしたりする程度の負荷でも背骨がつぶれる圧迫骨折を起こすことがあります。

・最近身長が縮んだ
・背中が丸くなった
・慢性的な腰背部痛がある

このような変化がある方は注意が必要です。

■ 骨折予防のためにできる3つのこと

① DXA法による骨密度検査

骨折リスクを把握するための第一歩です。

② 骨を守る生活習慣

カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを意識した食事と適度な運動が重要です。

③ 適切な骨粗しょう症治療

必要に応じて薬物療法を行うことで、骨折リスク低減が期待できます。

■ 歩行寿命を守るために

骨粗しょう症は適切な検査と治療によって管理できる病気です。

しかし、骨折してから失われた筋力や活動量を取り戻すには時間がかかることがあります。

だからこそ大切なのは、「骨折する前に見つけること」。

ふるやまクリニックでは、地域の皆さまがいつまでもご自身の足で歩き続けられるよう、骨密度検査と骨粗しょう症診療に取り組んでいます。

これからも自分の足で歩き続けるために、一度骨密度を確認してみませんか。

南大阪のメタボ予備軍へ。130/80を超えたら血管は静かに傷む

みなさん、こんにちは。

2025年夏、日本の高血圧診療ガイドラインが改定されました。
今回の改定は、南大阪の生活習慣病・メタボリック症候群を考えるうえで非常に重要です。

特に大きなポイントは、
全年齢で「130/80 mmHg 未満」が新しい血圧目標になったこと。

この数字は、単なる基準値ではありません。
血管が静かに傷み始める境界線です。

130/80を超えると何が起きるのか
血圧が130/80を超えたあたりから、血管の内側(内皮)がダメージを受け始めます。

– 血管が硬くなる
– 血管の炎症が進む
– プラーク(動脈硬化のコブ)ができやすくなる
– 脳卒中・心筋梗塞のリスクが上昇する

しかもこの変化は、痛くもかゆくもない“無症状のまま”進むのが特徴です。
だからこそ、ガイドラインは「130/80未満」を強く推奨しています。

南大阪の生活習慣は血圧が上がりやすい
この地域で診療していると、血圧が上がりやすい背景がはっきり見えます。

– うどん・ラーメン文化(塩分が高い)
– 外食・テイクアウトが多い
– 車移動中心で歩数が少ない
– 晩酌の習慣が根強い
– 内臓脂肪型肥満が多い

これらが重なると、130/80はあっという間に超えます。
そして、超えた瞬間から血管の老化が静かに進みます。

メタボ予備軍が特に危険な理由
メタボリック症候群は、高血圧・脂質異常・高血糖・内臓脂肪がセットで存在する状態です。
この組み合わせは、動脈硬化を加速させる“最悪のチーム”と呼ばれています。

特に南大阪では、腹囲が大きい方が多く、血圧と内臓脂肪が連動して上がりやすい傾向があります。

家庭医である私が推奨する“3週間の早期介入”
ガイドラインは専門的ですが、実際にやることは驚くほどシンプルです。

① 家庭血圧を測る(朝・晩)
診察室より家庭血圧のほうが予後予測能が高いとされています。

② 塩分を1g減らす
– うどんの汁を残す
– 漬物を半分に
– 加工食品を減らす

③ 1日10分だけ歩く
長時間の運動より「毎日10分」。血管内皮機能が改善し、血圧・血糖・脂質すべてに良い影響があります。

④ 3週間続ける
行動変容の初期効果は3週間で現れます。ここを越えると習慣化し、薬の必要性も減らせます。

南大阪のみなさんへ
血圧は「性格」ではなく「習慣」で決まります。
そして習慣は、3週間あれば変えられます。

130/80を超えている方は、それは“病気の入口”ではなく、「今ならまだ戻せるサイン」です。

南大阪の脳卒中・心筋梗塞を減らすために、まずはあなたの血圧から守らせてください。

羽曳野市・藤井寺市・松原市周辺で
膝の痛み、骨粗しょう症、生活習慣病のご相談は
古山クリニックへ。

高鷲駅徒歩1分です。
当院の場所はこちら
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