なかなか良くならない腰痛に――リハビリという選択肢があります

「薬や湿布を使っているけれど、腰痛が続いている」
「治療すると一時的に楽になるが、また痛くなる」
「腰が痛くて、家事や買い物が思うようにできない」

こうした長引く腰痛に対して、当院ではリハビリテーションという治療の選択肢があります。

痛みを和らげる治療に加えて、体の動きや日常生活での負担を見直し、できることを増やしていく。それが、腰痛に対するリハビリの役割です。

まずは医師の診察から

腰痛の原因や、痛みが続く背景は一人ひとり異なります。まずは医師が診察し、必要に応じて検査を行い、リハビリが適しているかを判断します。

ふるやまクリニックでは、医師の診察に基づき、理学療法士が体の動きを評価し、運動療法や動作の指導を行います。必要に応じて薬や注射なども組み合わせ、痛みの軽減と日常生活でお困りのことの改善を目指します。

リハビリでは、何を見直すのか

リハビリでは、腰の痛みだけでなく、どのような動作で痛みが出るか、生活の中で何に困っているかを確認します。

  • 腰や脚の動き
    腰・股関節・膝の動きや連動を確認し、状態に合わせた運動で、動かしやすさの改善を目指します。
  • 体を支える筋力
    お腹・背中・お尻・脚の筋肉の働きを確認し、体を支える力を養います。
  • 日常の体の使い方
    立ち上がる、かがむ、物を持つ、歩くといった動作を確認し、腰への負担を減らす工夫をお伝えします。
  • 活動と休息のバランス
    同じ姿勢が長く続いていないか、痛みへの不安から活動が減っていないかを確認し、状態に合った活動量や休み方を考えます。

こうした評価をもとに、お一人おひとりに合った運動や、日常生活で取り入れやすい工夫をご提案します。

「台所に立てる」「買い物に行ける」を目標に

リハビリの目標は、患者さんの実際の生活に合わせて設定します。

「料理の途中で腰がつらくなる」
「坂道を歩くと、途中で休みたくなる」
「掃除のあとに痛みが強くなる」

こうした具体的なお悩みをお聞かせください。

ご自宅で続けられる運動や、家事・外出時の工夫をお伝えし、生活の中でできることを少しずつ増やしていきます。強い痛みを我慢して運動する必要はありません。痛みの程度や翌日の状態も確認しながら、無理のない範囲で進めましょう。

「いつもの腰痛」とあきらめる前に

薬や湿布を使っても腰痛が続く方、いったん楽になっても繰り返す方には、リハビリが助けになることがあります。

「今の治療を続けるしかないのかな」とお悩みの方は、一度ご相談ください。診察で状態を確認し、リハビリを含めた治療を一緒に考えていきましょう。

早急な受診が必要な症状

腰痛に伴って、次の症状が新たに出た場合は、様子を見ず、救急外来などの医療機関をすぐに受診してください。

  • 脚の力が急に入りにくくなった、急速に悪化している
  • 尿が出にくい、尿や便が漏れるようになった
  • お尻のまわりや股のあたりの感覚が鈍くなった

また、発熱を伴う腰痛、安静にしていても強い痛みが続く場合、転倒やけがのあとから痛む場合も、早めに医師へご相談ください。


いつまでもじぶんのあしであるく。

ふるやまクリニックは、腰の痛みを和らげることと、日々の動きを支えることの両方を大切にしています。