日別アーカイブ:2026年7月2日

「少し様子を見よう」が危険なことも。夏の脱水は早めの対応が大切です

「食欲がないけれど、夏バテだろう。」
「少しふらつくけれど、そのうち良くなるはず。」

暑い時期には、このように考えて様子を見る方も少なくありません。しかし、その体調不良は脱水が原因かもしれません。

脱水は熱中症だけではありません

脱水というと熱中症を思い浮かべる方が多いですが、脱水は体内の水分が不足した状態です。

軽い脱水でも、

  • 食欲がない
  • 尿の量が減る
  • 立ちくらみやふらつき
  • 体がだるい
  • 集中しにくい

といった症状が現れることがあります。

高齢者では、のどの渇きを感じにくくなるため、自覚がないまま脱水が進むこともあります。

脱水が転倒につながることも

脱水になると血圧が下がりやすくなり、立ち上がったときにふらつくことがあります。

このふらつきは転倒の原因となり、骨折や歩行機能の低下につながることもあります。

「歩けるから大丈夫」と思わず、体の変化に早めに気付くことが大切です。

こんな症状があれば受診を検討しましょう

次のような症状が続く場合は、医療機関への相談をご検討ください。

  • 水分を十分に飲めない
  • 食欲が戻らない
  • 尿が極端に少ない
  • ふらつきが続く
  • 歩くのが不安になってきた
  • 意識がぼんやりする

特に高齢の方や持病のある方は、症状が悪化しやすいため注意が必要です。

夏を元気に過ごすために

脱水は、早めに気付き対応することで予防できることが少なくありません。

こまめな水分補給を心がけ、食事もしっかり摂るようにしましょう。

「いつもと違う」「何となく調子が悪い」と感じたときは、無理をせず早めにご相談ください。

ふらつき、食欲低下、膝や腰の痛み、歩く速さの低下は、単なる夏バテや年齢のせいとは限りません。

放置すると、外出減少や転倒、歩行機能低下につながることがあります。

ふるやまクリニックでは、内科・整形外科・リハビリテーション科の視点から、歩行寿命を守るための確認を行っています。気になる症状があればご相談ください。