「腰が痛い」という一言の中には、実にさまざまな原因が隠れています。
同じ症状でも、安静にしていれば良くなるものもあれば、早急に精密検査が必要なものもあります。この違いを見分けることこそが、腰痛診療の本質です。
診察で確認していること
当院では、腰痛を訴える患者さんに対して、以下のような点を丁寧に確認しています。
- 痛みが始まったきっかけ(転倒、重いものを持った、特に思い当たる原因がないなど)
- 安静にしていても痛むか、夜間に痛みで目が覚めるか
- 発熱や、意図しない体重の変化がないか
- 足のしびれや、力の入りにくさがないか
- 歩き方に変化がないか
- 骨粗しょう症の既往や転倒歴があるか
- 尿や便に異常がないか
これらは一見、腰そのものとは関係ないように思えるかもしれません。しかし、腰痛の背景には、骨折や神経の圧迫、まれに内臓由来の病気が隠れていることがあります。表面的な痛みの強さだけでなく、こうした全身のサインを合わせて見ることで、本当に注意すべき腰痛かどうかが見えてきます。
「今日だけ」ではなく「これから」を見る診療
必要と判断した場合は、提携する医療機関と連携し、画像検査を含めた詳しい検査を行います。そのうえで、当院で経過を診ていくのか、より設備の整った病院での精査が必要なのかを判断します。
腰痛の診察は、その場の痛みを抑える湿布や薬を受け取るためだけのものではありません。今の痛みの背景にあるものを見極め、これから先も自分の足で歩き続けられる状態を守るための、大切な入り口です。
こんなときは早めにご相談ください
- いつもと明らかに違う腰痛
- 急に強くなった腰痛
- 足に力が入りにくい、しびれがある
一つでも当てはまる場合は、我慢せずご相談ください。
ふるやまクリニック 大阪府羽曳野市高鷲9-1-1

