日別アーカイブ:2026年7月13日

夜、肩が痛くて眠れない

――それは「歳のせい」ではないかもしれません

布団に入り、うとうとしかけた瞬間に肩がズキッと痛む。
痛い方を下にできず、いつも同じ向きでしか眠れない。
寝返りを打つたびに目が覚めてしまう。

そんな夜が続いていませんか。

夜に肩が痛む原因には、いわゆる五十肩のほか、肩の腱の傷みや、腱に石灰がたまることで起こる炎症などがあります。

肩が上がらない、夜に痛くて眠れないといった状態が続く場合は、「年齢のせい」「五十肩だろう」と決めつけず、整形外科で現在の状態を確認することが大切です。

「五十肩」と一言でまとめられがちですが

肩が痛い。
腕が上がらない。

このような症状があると、多くの方が「五十肩だろう」と考えます。

しかし、似た症状でも原因が異なることがあります。原因によって、痛みの出方や必要な対応も変わります。

肩関節周囲炎、いわゆる五十肩

肩の関節の周囲に炎症が起こり、動かしたときの痛みや、肩の動かしにくさが現れます。

エプロンのひもを後ろで結ぶ、シャツの袖に腕を通す、髪を整えるといった、普段は意識しない動作がつらくなることがあります。

腱板障害

腱板とは、腕を持ち上げたり、肩の関節を安定させたりするための組織です。

加齢や日常動作の積み重ねなどによって傷むと、腕を上げるときに痛みが出たり、夜に肩が痛んだりすることがあります。

石灰沈着性腱板炎

肩の腱に石灰がたまり、炎症を起こす病気です。

ある日突然、肩を動かすことが難しいほど強く痛むことがあります。

似たような肩の痛みでも、原因が異なることがあります。症状だけで判断するのが難しいため、診察や検査で確認することが大切です。

なぜ夜になると、肩の痛みが強く感じられるのでしょうか

日中はそれほど気にならなかったのに、横になった途端に肩が痛み始める。

肩の夜間痛には、横になることで肩にかかる圧力が変わることや、肩の関節周囲の炎症などが関係していると考えられています。

ただし、「夜に痛むから五十肩」と判断することはできません。

まずは、いつから痛むのか、どのような動作で痛むのか、肩がどこまで動くのかを確認し、現在の肩の状態を把握することが重要です。

こんな症状に心当たりはありませんか

  • 夜、肩の痛みで目が覚める
  • 痛い方を下にして眠れない
  • 腕が肩より上に上がりにくい
  • 服の着替えや髪を整える動作がつらい
  • 肩の痛みが続いている
  • 家事や仕事、睡眠に影響が出ている
  • ある日突然、肩が強く痛み始めた

一つでも当てはまり、症状が続いている場合は、我慢を重ねる前に一度ご相談ください。

突然強い痛みが出た場合や、眠れないほどの痛みが続く場合も、早めに原因を確認することが大切です。

「動かした方がよいのか、休めた方がよいのか」も状態によって異なります

肩の痛みは、炎症が強い時期と、肩の動きが硬くなっている時期とで、適した対応が異なります。

痛くても動かした方がよい場合もあれば、まず肩への負担を減らし、炎症を落ち着かせることを優先する場合もあります。

今がどのような時期なのかをご自身で見分けるのは、簡単ではありません。

自己流の体操や強いマッサージによって、痛みが強くなることもあります。無理をせず、現在の肩の状態を確認してから取り組むことが大切です。

羽曳野市で、夜に肩が痛くて眠れない、腕が上がらない、五十肩かもしれないとお悩みの方は、ふるやまクリニックへご相談ください。

診察と必要な検査を行い、痛みの強さや肩の動く範囲、日常生活への影響を確認したうえで、状態に応じた治療方法を検討します。