「暑いから仕方ない」と思っていませんか?夏のだるさ・立ちくらみにご注意を
「最近、なんとなく体がだるい」
「立ち上がったときに、フワッとする」
「歳のせいかな、それとも暑さのせいかな……」
そんなふうに感じながら、様子を見ておられる方は少なくありません。
実際、この時期になると当院でも、同じようなご相談が増えてきます。特に、高血圧や糖尿病で治療を受け、お薬を飲んでおられる方は、少し注意していただきたい季節です。
汗をかくと、体の中では何が起きているのでしょうか
暑い日は、自分では気づかないうちにたくさん汗をかいています。
すると体の水分が少しずつ失われ、血圧が普段より下がりやすくなることがあります。そのため、立ちくらみやふらつき、だるさを感じることがあります。
また、糖尿病のある方は、血糖値の状態によって水分が失われやすくなることもあり、夏は特に脱水への注意が必要です。
お薬は自己判断でやめないでください
高血圧や糖尿病のお薬は、毎日の健康を守るために欠かせない大切なお薬です。
一方で、夏の脱水や体調の変化が重なると、お薬の影響を受けやすくなり、だるさや立ちくらみにつながることがあります。
「薬が合わなくなったのかな」と感じても、ご自身の判断でお薬を中止したり、量を減らしたりすることは避けましょう。
気になる症状があるときは、次の診察日を待たずに、お電話でも構いませんのでお気軽にご相談ください。
「歳のせい」で片付けないでほしい理由
立ちくらみや足元のふらつきを、「年齢のせいだから」と我慢してしまう方もいらっしゃいます。
しかし、そのまま様子を見ているうちに、転倒や熱中症につながることもあります。
小さな体調の変化に早めに気づき、対策をとることが、この夏も元気に過ごし、自分の足で歩き続けるための大切なポイントです。
今日からできること
- のどが渇く前から、こまめに水分を補給する
- 暑い時間帯の外出や作業は無理をしない
- 食事は抜かず、しっかり食べる
- 「いつもと違う」と感じたら我慢しない
毎日の少しの心がけが、夏を元気に乗り切ることにつながります。
もし、だるさや立ちくらみ、ふらつきが気になるようでしたら、お気軽にご相談ください。一人ひとりのお体の状態や治療内容に合わせて、一緒に原因を考え、安心して夏を過ごせるようお手伝いします。

