内科医が伝えたい「骨の弱り」と健康寿命の関係【羽曳野・藤井寺・松原】
こんにちは、ふるやまクリニックです。
今回は、
患者さんからよく聞く、
「一度折れた骨は強くなるんですよね?」
というお話について、
少し詳しく解説したいと思います。
若い頃の骨折経験から、
そう感じている方は少なくありません。
しかし、
中高年以降では、
骨折は“骨の弱り”のサインであることが多いのです。
骨折は「骨の老化サイン」のことがあります
高齢者の骨折では、
骨粗しょう症が背景にあるケースが少なくありません。
特に、
- 背骨
- 手首
- 太ももの付け根
などの骨折は、
骨密度低下のサインであることがあります。
また、
一度骨折すると、
活動量低下
↓
筋力低下
↓
さらに骨が弱る
↓
再び骨折しやすくなる
という悪循環に入ることがあります。
これが、
いわゆる「骨折連鎖」です。
骨はカルシウムだけでできているわけではありません
「骨粗しょう症=カルシウム不足」
と思われがちですが、
実際にはもっと複雑です。
骨には、
コラーゲンなどのタンパク質が多く含まれています。
つまり、
- タンパク質不足
- 栄養低下
- 食欲低下
などは、
筋肉だけでなく、
骨にも影響します。
そのため、
- 糖尿病
- 腎機能低下
- 運動不足
- 低栄養
など、
内科的な問題が、
骨粗しょう症につながっていることも少なくありません。
「骨を守る」ことは、「歩ける体を守る」ことです
骨粗しょう症は、
単なる骨の病気ではありません。
骨、筋肉、栄養、血糖、血圧、
そして活動量。
それらが互いに影響しながら、
健康寿命を左右しています。
当院では、
- 骨密度測定
- 血液検査
- 栄養評価
- 血糖・血圧管理
- リハビリ
- 骨粗しょう症治療
などを行い、
整形外科と内科の両面から診療しています。
「最近歩くのが遅くなった」
「疲れやすくなった」
「体重が減ってきた」
そんな変化を感じる方は、
骨や筋肉からのサインかもしれません。
気になる方は、
お気軽にご相談ください。

