「食欲がないけれど、夏バテだろう。」
「少しふらつくけれど、そのうち良くなるはず。」
暑い時期には、このように考えて様子を見る方も少なくありません。しかし、その体調不良は脱水が原因かもしれません。
脱水は熱中症だけではありません
脱水というと熱中症を思い浮かべる方が多いですが、脱水は体内の水分が不足した状態です。
軽い脱水でも、
- 食欲がない
- 尿の量が減る
- 立ちくらみやふらつき
- 体がだるい
- 集中しにくい
といった症状が現れることがあります。
高齢者では、のどの渇きを感じにくくなるため、自覚がないまま脱水が進むこともあります。
脱水が転倒につながることも
脱水になると血圧が下がりやすくなり、立ち上がったときにふらつくことがあります。
このふらつきは転倒の原因となり、骨折や歩行機能の低下につながることもあります。
「歩けるから大丈夫」と思わず、体の変化に早めに気付くことが大切です。
こんな症状があれば受診を検討しましょう
次のような症状が続く場合は、医療機関への相談をご検討ください。
- 水分を十分に飲めない
- 食欲が戻らない
- 尿が極端に少ない
- ふらつきが続く
- 歩くのが不安になってきた
- 意識がぼんやりする
特に高齢の方や持病のある方は、症状が悪化しやすいため注意が必要です。
夏を元気に過ごすために
脱水は、早めに気付き対応することで予防できることが少なくありません。
こまめな水分補給を心がけ、食事もしっかり摂るようにしましょう。
「いつもと違う」「何となく調子が悪い」と感じたときは、無理をせず早めにご相談ください。
ふらつき、食欲低下、膝や腰の痛み、歩く速さの低下は、単なる夏バテや年齢のせいとは限りません。
放置すると、外出減少や転倒、歩行機能低下につながることがあります。
ふるやまクリニックでは、内科・整形外科・リハビリテーション科の視点から、歩行寿命を守るための確認を行っています。気になる症状があればご相談ください。

